ヒマラヤ ABCトレッキング7

ABCトレッキング6 の続きです。この日のコースは地図の緑色線で示したコースで、バンブー2310mからチョムロン2170mまで下ります。昨日歩いた半分以下の行程です。途中大きな谷越えもあります。もう登りはたくさんだよという感じですが仕方ありません。

下の写真…谷底のバンブーから1時間余り歩いて、谷の上部に出てきて見晴らしがよくなります。ガイドさんとの2ショットの写真です。昨日の8時間の下りでだいぶ足にガタが来て、今日のペースはゆっくりになってしまいます。

下の写真…途中のお休みどころで休憩です。左の雪山はヒウンチュリ、右はマチャプチャレです。

下の写真…その休憩場所に百日草が咲いていましたので、バックにマチャプチャレを入れて撮りました。

下の写真…そのマチャプチャレを望遠で撮った写真です。カッコイイ山ですね。ところでアンナプルナBCから見た時と違って、山の反対側を見ていることにお気付きでしょうか。

下の写真…シヌワと言う所に11時半に到着です。ここで1時間のお昼休憩にします。この店は来る時もここでお昼を食べています。そしてこの店には凄いものが飾ってあります。何でしょう?

下の写真…これです! 何か分かるでしょうか。断崖の岩場に垂れ下がるヒマラヤオオミツバチのハチの巣です。1.5m位の大きさです。酸味の利いた美味しいハチミツ(ヒマラヤ ゴーキョトレッキング15の最後参照)が取れます。ここの主人がハチの巣を取る仕事をしているようです。この大きさは最大級のハチの巣だと思います。普通のハチの巣は下を向いているので、片面しか六角形の部屋がありません。しかしこの巣はこの写真のような形で岩にぶら下がっているので、両面に六角形の部屋があります。ハチさんとしてはその方が巣の効率がいいですよね。

下の写真…お昼が終わったので今日の宿泊地チョムロンに向かいます。この画面の中央奥の稜線に近い所にロッジがあります。そのためにはいったん手前の谷に下りて、あそこまで登り返しです。

下の写真…その途中ヒマラヤ桜が満開です。秋に咲く桜です。どちらかというと桃の花の感じに似ています。きれいだなーと言いながら立ち止まって、小休止の言い訳に写真を撮っています。

下の写真…谷底まで下りてきました。あの吊り橋を渡って一気に登りです。ウンザリしますが、登るしかありません。気合のスイッチを入れなおします。

お昼を食べたシヌワから1時間40分かかりチョムロンのロッジKALPANA GUEST HOUSEに到着です。レモンティーを飲みながら夕暮れ時を待ちます。

下の写真…いよいよ山が夕日に染まり始めました。ここから見える代表的な3つの山の姿をご覧下さい。まずはマチャプチャレ6997mを望遠で撮った写真です。

下の写真…次はヒウンチュリ6434mの姿です。

下の写真…最後はアンナプルナサウス7219mの夕日に照らされた姿です。どの山もそれぞれの持ち味があり、優劣をつけがたいと思います。

その後、残照に照らされた山も消え、ついでに今日の辛かった歩きのことも忘れ、ひたすら夕飯を食べる私がいました。

2018年10月15日 記  カメラ  SONY  RX10Ⅲ , 携帯 TORQUE 2

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。