2020年2月

地龍の剣34

   救出の巻2 帰りの漕ぎ手は佐吉だ。お種婆さんのおにぎりを頬張りながら下って行く。三人とも川の東岸を見てい…

地龍の剣33

   人攫いの巻3 さちは更に突っ込んできた。 「兄上、手紙だけではダメですよ。何か一緒に送った方が良いわ。そ…

地龍の剣32

   人攫いの巻2 「お侍様、娘を助けてくれてありがとうございました。お礼の言いようもありません。」 粗末な野…

地龍の剣31

   お蘭との再会の巻4 長次とお蘭が町耳目になって五日ほど後、父清之進は日本橋水運の徳次郎を呼ぶように龍之進…