ヒマラヤ ABCトレッキング6

ABCトレッキング6日目です。この日のコースは地図で緑色の線で示したコースで、地図の下方におりていきます。予定はアンナプルナBC4130mからドバン2600mまででしたが、ある事情でもう一つ下のバンブー2310mまで下りてしまいました。バンブーは来る時3日前に泊まった所です。つまり3日かかって登ったコースを1日で下りてしまったという事です。さてある事情とは何でしょうか。日本では考えられない事態が発生したのですが、それは後程述べましょう。

下の写真…朝6時22分の朝日に染まり始めたアンナプルナⅠ峰8091mです。下方の谷はまだ夜の余韻が残っています。

下の写真…11分後の山肌を望遠で撮った写真です。ナイフで削ったような岩肌がくっきりと見えます。こんな所を登る人もいるんですかね?

下の写真…朝はこのようにロッジの裏山(ヒウンチュリの山側)で写真を撮っていました。ロッジのすぐ横は氷河です。私の泊まったロッジは赤屋根のロッジで真ん中位の部屋でした。

下の写真…昨日はマチャプチャレの山頂からの日の出写真がうまく撮れなかったのですが、今日は別のカメラで撮ってみました。カメラはSIGMA SD1です。ちょっと難しい話になりますが、このカメラの特徴は受光素子の構造が深度で3原色を受けている事です。普通のカメラは面積で3原色を分担して受けています。よって単純にいいますと同じ画素数でもSD1の方が精緻な画像になります。ただ精緻なだけに手ブレの影響をもろに受け三脚使用が望ましいです。下の3枚の写真はSD1で撮ったものです。

下の写真…8時18分頃のアンナプルナサウス7219mです。アンナプルナBCから西の方角です。

下の写真…アンナプルナⅠ峰全体の写真です。アンナプルナBCから北西の方角です。

下の写真…今度は北東の方角に目を転じます。左の雪山はアンナプルナⅢ峰7555m、右端の尖った雪山はガンダルワチュリ6248mです。

下の写真…ロッジの近くにある岩場に小鳥がいました。日本でも高山にいるイワヒバリだと思います。地味な色ですがこういう場所では保護色になるのでしょうね。この二羽はツガイのような気がします。他にはカラスがいただけです。ホントにカラスは何処でもいますね。

下の写真…9時15分に下山開始です。アンナプルナBCともお別れです。ガンダルワチュリをバックにして、ガイドさんに撮ってもらった記念写真です。

10時45分マチャプチャレBC到着。12時20分デウラリ到着でお昼休憩を40分しました。15時30分宿泊予定地のドバン到着です。やれやれこれで今日の歩きは終わりで、ゆっくり休めると思いましたがとんでもない事態に。ガイドさんが何件かある全部のロッジを回りましたが、満杯で断られてしまいました。日本なら混んでいても山小屋で宿泊を断るなんてまずありません。エ??? という感じです。ガイドさん考えていましたが、もう一つ下のバンブーなら知り合いのロッジがあるからそこまで下りようと提案です。更に2時間近く下らなければなりませんし、谷間なので暗くなってきています。でもその提案でいくしかありません。急いで下山開始です。かなり疲れ歩くのも嫌になった夕方5時5分にバンブー着です。ガイドさんが知り合いのロッジに駆け込みました。しばらくしてロッジから出てきて、OKとのサインを送ってきました。あの時は嬉しかったな。疲れていたので、夕飯を食べて直ぐおやすみなさいをしました。

2018年10月8日 記  カメラ SONY  RX10Ⅲ , SIGMA  SD1 , 携帯 TORQUE

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。