マナスルトレッキング2

2日目の11月5日です。この日からトレッキング開始です。歩く道は地図の中に赤線で示してあります。下方のダラパニ1860mから右上(北東)に向かって、カルチェ2700mまで歩きます。道はドゥドゥ川沿いの谷底に沿って、ゆっくりと上がって行きます。

下の写真ー ロッジから撮った朝の風景です。谷底ですのでお日様は遠慮して顔を出していません。画面奥で谷は左右に分かれ、左に行くとアンナプルナ周回コースになります。右の谷は我々がこれから歩くマナスルトレッキング道(マナスル街道)になります。

下の写真ー ロッジの横に綺麗な花が微風に揺れていました。この花はエベレスト街道にも咲いていました。(ヒマラヤ ゴーキョトレッキング3-3

下の写真ー 朝の食事です。私の朝食はチャパティとゆで卵、オニオンスープ、ミルクティーです。ところで一行5人がそれぞれに注文すると出来上がるのが遅くなります。そこでガイドさんと相談して、次から一括して同じメニューで作ってもらう事にしました。そして献立もガイドさんに任せました。その後の食事はスムーズに尚且つ献立の内容もよく、皆さん大喜びでした。

下の写真ーこれが泊まったTHE  SEVEN というホテル? ロッジです。出発の準備をして、8時10分出発です。

下の写真ー 前方に日の当たり始めた岩山が見えます。一番最初の写真の中央奥に見える無名の山です。こんな里山でも3000mは越えています。日本だったら岩が岳とかいう名になって有名になったことでしょうね。

下の写真ー 右のマナスルに向かう谷が見えてきました。まだ薄暗い谷の奥に雪山が燦然と輝いています。一行の皆さんは「オー!」と歓声をあげていました。

下の写真ー その雪山の望遠写真です。早くこっちにお出でと招いているようです。

マーシャンディ川にかかる吊り橋を渡って、マナスル街道の谷に入ります。その時のビデオを広島県のH.I様が撮っていましたのでご覧下さい。

下の写真ー 谷を遡り始めました。始めは比較的広い道で、将来はここら辺も車が通れるようにするという事です。ヒマラヤはそこら中で開発が外資の手で行われているようです。昨日ジープで来た道も中国あたりの資本が入っているという事です。将来のヒマラヤの姿を危惧しています。

下の写真ー 下っていく馬の隊列です。この上の部落は2つあるだけなので、こういう馬の隊列はエベレスト街道よりはるかに少なく、舞い上がるチリには悩まされることはありません。

下の写真ー 谷の後ろを振り返ると大きな雪山が見えてきました。アンナプルナⅡ7937mです。ポカラの方向から見る姿より迫力があります。(参考:ヒマラヤ ABCトレッキング9

下の写真ー こちらはアンナプルナ山群のラムジュンヒマール6983mの山塊の一部です。マナスルとアンナプルナは意外と近く隣同士なのです。

下の写真ー 最初の部落ティリジェ2300mが見えてきました。この時10時18分ですが、部落の一部はまだ日が当たっていません。それだけ山が高く、谷が深いという事です。ここのあるロッジでお茶休憩をして元気を取り戻します。

下の写真ー 休憩を終えてドゥドゥ川沿いに歩き始めます。ここら辺はのどかな散歩道です。画面左下の我々一行は川べりの道をゆっくりと上流に向かっていきます。

下の写真ー ところで歩いていると、道端に大きな松ぼっくりが落ちています。優に登山靴の長さを越えます。この木の松ぼっくりがその正体のようです。でも有名なヒマラヤスギではありません。ヒマラヤスギの松ぼっくりは上を向いているので、これとは違います。写真を拡大して見ると、松ぼっくりの笠の間から白い物が覗いています。これは松の実なのでしょうか。もしそうなら食べてみたいものです。この大きな松の実の味はどんなでしょうね。

下の写真ー 次の部落 ゴア2515mに到着です。ここのロッジでお昼休憩です。ガイドさんが決めた献立はチャパティ、カレージャガイモ、茹でた野菜でした。量もあり美味しく皆さん大満足でした。この写真はそのロッジの台所です。お母さんと若奥さんで作っています。右はガイドさんです。

下の写真ー お昼で元気を取り戻して再度出発です。でもその元気は5分位しか続かないのですが。

下の写真ー 山の上は薄いガスがかかり始めています。明日の天気はどうなんだろうね、と心配しながら歩きます。紅葉も少し始まっています。

下の写真ー なんだかんだ言いながら、4時ちょっと前にカルチェに到着です。ここは今年から電気が初めて来たという事です。そして電気ノコギリや電気カンナを使って、3つの小さな二人用のロッジを建て増ししていました。此の夜は明日の長丁場に備えて早く寝ます。といっても夕飯を食べたらやることないので、寝るかとなってしまうのです。それでは今日は・お休み・・なさい・・・・

2018年12月10日 記  カメラ SONY  RX10Ⅳ

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。