坊主岳 登山 1

また登山シリーズを再開します。6月17日に長野県塩尻市奈良井と辰野町の境にある坊主岳1961mに登ってきました。

下の写真…坊主岳登山口1080mの写真です。道の反対側は奈良井ダムのダム湖の上流部です。画面中央下に枝道があり、10m程入った所がこの山の登り口です。

下の写真…ジグザグの道をゆるい傾斜で登っていくと、5分位の所に突然小さな祠群が現れました。どういういわれがあるのかは案内板もなく分かりません。この場所に限らず今回登る登山道は案内板や標識はありません。何合目の表示もないので登るペースが速いのか遅いのかの検討もつきませんでした。

下の写真…祠を過ぎるとジグザグ道は有りません。ひたすら尾根道を真直ぐに登っていきます。この写真では傾斜が緩いのですがほんとうは30度以上の急登になります。その時は登りに必死で写真撮る暇がありません。ちょっとだけ傾斜が緩んだ時に一休み感覚で立ち止まって撮ったものです。左の赤い花はヤマツツジです。

下の写真…1時間ほど急登してやっと平らな所に出ました。三角点があります。1429mで小坊主峰という所です。相変わらず案内板は有りません。座るのにちょうどいい丸太を切った木がありましたので、ここでチョコレートを食べながら休憩です。この丸太がこの登山道唯一のおもてなしでした。

しばらくはゆるい傾斜で良かったのですが、またまた急登が始まりました。とにかくこの登山道は尾根道の直登の急登です。見晴らしもほとんどなく樹林帯の中を、来たことを後悔しながら(毎回そうなのですが)ひたすら登るだけでした。

下の写真…しかし途中2か所ばかり木が開けていて、素晴らしい展望が待っていてくれました。一枚目は御嶽山です。前回の 小秀山 から見た御嶽山はほぼ南方向から見ていますが、今回は東側から見た御嶽山になります。2枚目は中央アルプスを北側から見たことになります。

下の写真…今回の山行で出会った花は少なく、先程のヤマツツジとこの写真のレンゲツツジだけでした。それでも花に出会うとホッとしてその一瞬のみ疲れを忘れます。

下の写真…樹林帯が急に薄れ、明るくなってきたと思ったらもう草原の坊主岳山頂でした。木もなく本当に坊主岳で360度の展望でした。登山口からの2時間半の直登&急登が嘘のように突然終わり、この素晴らしい眺め&開放感がじわじわと心を満たしてくれます。

下の写真…山頂に祠がありましたが他には何もなく、展望できる山の案内図もありません。自分以外に5人山頂にいましたので、皆であの山は何処だと会話が出来ました。

下の写真…一番最初に目に入ってくるのは御嶽山です。青空の果てにくっきりと雪の山頂と、なだらかなすそ野が広がる様子は目と心に焼き付きます。

更なる展望は次回に続きます。

2017年7月16日 記  カメラ  SONY  RX10 Ⅲ

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。