ヒマラヤ ABCトレッキング9

ABCトレッキングの9日目です。コースは地図の緑線を上から下に下ります。キューミから車の待つシワイまで約1時間の歩きです。後はポカラまでの車の極楽旅です。

下の写真…出発するときロッジの前の畑に鳥さんが止まっていました。出発はちょっと待ってと言って、カメラを取り出して撮影です。鳥の名前はヒマラヤヒヨドリです。鋭くカーブした頭の毛がカッコよく、どこのヘアサロンでやってもらったのかな? そしてお尻の黄色がポイントです。さて最後のトレッキング。スタートは7時45分です。

下りの1時間はあっという間で、8時40分シワイに到着。待っていた車にゆったりと乗って11時10分にはポカラのホテル レイクサイド リトリートに到着です。昼食は「たべものや」というネパール人が経営する日本食堂に行って、てんぷら蕎麦とイカ生姜焼きでおいしさを満喫しました。日本でソバ打ちの修行をしたとの事で、味はOKです。

下の写真…3階建てのホテルの屋上から、このトレッキングで見てきた山を撮りました。写真に山名を入れておきました。

下の写真…望遠でアンナプルナサウスを覗くと、パラグライダーをやっているではありませんか。こんな上から山を眺めれば楽しいでしょうね。

下の写真…すると今度はポカラのAvia Clubが運航するウルトラ ライトプレーンが飛んできました。操縦席と後ろに一人のお客さんを乗せる二人乗りの軽飛行機です。これについては2007年に乗っており、ポカラの電動グライダーという記事で載せてあります。ただ、実際は電動でなくガソリンエンジンのようです。

下の写真…夕暮れまで時間あるので、ポカラにあるフェワ湖のほとりを散歩に行きます。11月初旬の午後3時ごろですが子供たちが水遊びしています。山は雪があり、ポカラは標高800mです。しかしここは奄美大島位の緯度で意外と暖かいのです。もっと分かり易く言うと、お隣の国はインドなので暖かいのは当然ですね。

下の写真…水際に赤とんぼが休んでいます。翅の基部が赤みを帯びているので、ネキトンボだと思います。大きなトンボのヤンマ類は見かけませんでした。

下の写真…湖畔に公園があり、そのゲートの門はこの写真のような門です。下に二行のローマ字があり、上はポカラ、下はコマガネとあります。何やら日本語のようです。実はポカラと長野県駒ケ根市は2001年に国際友好都市の協定を結んでいます。両者とも山岳観光都市という点で結びついたのでしょう。その記念公園です。でも残念なことにこの公園は余り利用されておらず、すこし荒廃気味です。しかし駒ケ根市にはネパール交流市民の会があり、ネパールの母子の産前産後のケアの支援活動を続けています。そういう草の根レベルの地道な努力が報われることを祈っています。

下の写真…夕暮れが迫ってきました。ホテルの屋上からの撮影です。空の色と雲が溶け合い、マチャプチャレがポカラの上に浮いています。不思議な光景です。

下の写真…上の写真より右に目を転じます。右の緩やかな雪山はラムジュン ヒマール6983mです。この山がアンナプルナ山群の東端の山になります。そして左の屋根状の雪山はこの山群で二番目に高いアンナプルナⅡ峰7937mです。

下の写真…ラムジュン ヒマールを望遠で撮った写真です。大きな鳥、ワシ類だと思いますが、ゆったりと飛んでいます。

下の写真…最後の残照に輝くマチャプチャレです。下界はもう暗く、家に灯がともっています。

下の写真…アンナプルナⅠ峰、Ⅱ峰、Ⅲ峰と紹介してきましたが、最後ですがⅣ峰もあります。写真左のちょこっと飛び出た山です。高さは低いように見えますが7525mです。右の山は先ほど紹介したアンナプルナⅡ峰7937mです。Ⅳ峰より約400m高くなります。

2018年10月29日 記  カメラ SONY  RX10Ⅲ , SIGMA  SD1

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。