ヒマラヤ ABCトレッキング10-2

ABCトレッキング10-1 の続きです。空港から1時間20分位でナガルコットのホテルのフォート リゾートに到着です。早速ホテルの庭からヒマラヤ山脈を見渡します。山には雲はなくほとんどの山が見られます。山の案内板がホテルの建物の隅にありましたので、山の名前の特定がある程度出来ました。下の写真にその名前を入れておきました。馴染みのある名前はほとんどありませんが、この中ではランタンリルンが一番名が知れています。これらの山を望遠で見てみましょう。

下の写真ーランタンリルン7234mを望遠で撮った写真です。その下にはランタン谷があります。イギリスの有名冒険家が、この谷は世界で最も美しい谷の一つである、と絶賛した谷です。雪を被った山々と、足元は綺麗な高山植物の花の群落がある谷、行ってみたい所です。

でも、2016年のヒマラヤ大地震でランタンリルン直下のランタン村が雪崩で村自体が消えてしまいました。ガイドさんが言うに、雪崩と言っても氷塊が落ちてきたそうです。恐ろしいことです。復興といってもそこに住む村人がいなくなってしまったので、復興のしようがないようです。トレッキングをするときはテント泊で行くか、前後の村に泊まるしかないようです。

下の写真―画面左の尖った山がガンチェンポ6387mです。ランタン谷の奥にある山です。

下の写真―画面中央ちょっと左の一番高い山がドルジェラクパ6966mです。ランタン谷最奥の山の一つです。

下の写真―プルビチャチュ6721mです。いろいろ調べたのですが山の位置が特定できません。上の写真のドルジェラクパに近いのですが。

下の写真―チョババマレ5970mです。ちょっと槍ヶ岳のような雰囲気があります。この山も低いためか調べに全く引っかかってきません。

下の写真―初めに載せたナガルコットからの展望写真の続きです。更に右側を少し望遠を入れて撮ります。いよいよ目的のエベレストがと言いたいのですが、見えません。

下の写真―この部分の案内板の図です。ナガルコットから見たヒマラヤです。写真と案内図ですこし違う様な所があります。メルンツェの案内図の位置より、写真の方がやや左に動いているように見えます。もしそうなら案内図を書いた位置より、このホテルの位置は左側になっているという事です。すると案内図にあったエベレストの位置は、メルンツェと同様に少し左に動きます。その結果エベレストの姿は、左横のリンダーツブゴという山の陰に入ってしまいます。見えなくて残念でしたが、次の年はゴーキョトレッキングで初対面をしてきました。

下の写真―左の高い山がガウリシャンカール7145mです。地図上でランタンリルンとエベレストとの中間位にある山です。中央右奥に低く見えますが、ちょっとだけメルンツェ7181mがみえます。画面中央の大きな白い山は、ガウリシャンカールの一部です。

下の写真―ホテルはコテージ形式になっていて、山の斜面に散在しています。ここではお湯が出てシャワーを浴びる事が出来ます。トレッキング中でシャワーはほとんどありませんので、このことだけで天国に来たような感じです。ヒマラヤでのトレッキングをすると、お湯と電気の有難味がよ~く分かります。

下の写真―ホテルの食堂です。仕方ないのだけれどロッジの食堂とは雲泥の差ですね。

下の写真―ホテルの庭には花がいっぱい咲いています。マリーゴールド、ダリア、菊などが雪山の眺望に色を添えています。このホテルのオーナーが花好きだという事です。

下の写真―ドルジェラクパが夕日に輝いています。下のランタン谷は闇の中に吸い込まれようとしています。

2018年11月16日 記  カメラ SONY  RX10Ⅲ , SIGMA  SD1

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。