大見山登山1

9月19日に長野県諏訪市にある大見山1365mに行ってきました。どこから行ったかというと、下諏訪町の諏訪大社下社秋宮の裏手から蓼の海公園まで車で行きました。他のルートは諏訪市から来る道や、霧ヶ峰から降りてくる道もあります。そして大きな池の蓼の海の西隣にどっしりとした大見山があります。

下の写真…蓼の海のすぐ手前の桜並木です。もう紅葉が始まっています。

下の写真…蓼の海に到着しました。駐車場はこの画面の池の向こうですが、景色が良かったので車を止めて撮りました。大見山は画面の右で見えていません。

下の写真…駐車場の脇に案内板がありました。大見山へは散策路1のコースを取りました。ここと大見山の山頂との標高差はやく100mです。散策路1のコースタイム25分はゆっくり目でしょう。余り登山と言えるようなものではありません。が、展望が楽しみです。

下の写真…蓼の海公園の一角です。画面中央に背の低い紅葉が始まった木がありました。ヤマボウシの木です。5月頃花が咲きますが、ハナミズキと似た白い花を咲かせます。ハナミズキの花はにぎやかな感じですが、ヤマボウシの花は清楚さを感じます。そして花が咲けばあとは実がなります。

下の写真…これがヤマボウシの実です。この色はまだ8割くらいの完熟度です。赤黒くなれば完熟で、ハチなどの虫たちも食べに来ていました。スズメバチも食べに来ていましたが、追い払って私が2つばかり頂きました。意外とおいしく食べられました。ジャムを作るとよいかもしれません。

下の写真…左に見える山が大見山です。そして湖畔に昭和時代に、スピードスケートでオリンピック入賞を果たした、高見沢初枝選手の記念植樹の木が残っていました。

高見沢初枝選手には、こんなエピソードが残っています。1964年のオーストリア・インスブルックのオリンピックで、直前に妊娠がわかりましたが、他に交代する選手がいなかったのでそのまま出場。それでも3000mで6位入賞を勝ち取ったという選手です。赤ちゃんはどうなったかって? 無事女の子を出産したそうです。よかったですね。

下の写真…蓼の海の湖畔の道を歩いて登山口に向かっているところです。湖面を涼しい秋の風が吹き渡ってきます。

下の写真…散策路1の入口です。道幅は広く、きれいに歩道が整備されています。

下の写真…きつい坂も少なくゆったりとした歩道を、木漏れ日を浴びながらゆっくりと登っていきます。

下の写真…頂上近くの登山道脇に珍しい花が咲いていました。シャクジョウソウです。感じとしては黄色のギンリョウソウという姿です。出来ればキンリョウソウという名にすれば覚えやすいのにと思いました。主に違う所はギンリョウソウは春咲き、色は白、花は一つですが、シャクジョウソウは夏から秋咲き、色は黄、花は複数です。名前は修験者の錫杖に似ているということから付いたようです。

下の写真…少し傾斜があると丁寧にも階段を設置してくれています。

下の写真…大見山南峰1365mに到着です。この展望台はステンレス製で、かなり費用がかかったことでしょう。でも木製だとすぐ腐ってきて事故が起こる可能性があるので、維持が大変になります。ただ残念なのは見える山の俯瞰図がなく、登山経験が少ない人は、山の名前が分からないでしょうね。

下の写真…展望台から左を見た景色です。画面中央左の奥の山は、南アルプスの北部の主峰です。

下の写真…展望台の正面に見える風景です。諏訪市街と諏訪湖、右奥の山は中央アルプスです。

下の写真…展望台より右に見える風景です。左端の奥にうっすらと御嶽山が見えます。そして右の木に隠れる手前奥の山は北アルプスです。

次回はこの風景に望遠をかけた写真を掲載します。

2017年10月15日 記  カメラ SONY RX10Ⅲ

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。