ヒマラヤの鳥9

昨日、マナスルトレッキングを終えて日本に帰国しました。トレッキング仲間4人と気が合い、とても楽しいトレッキングでした。資料がまとまりましたら記事にする予定です。

さて、ヒマラヤの鳥8 の続きです。今回はカラフルな鳥二種類をご紹介します。

下の写真2枚…アンナプルナ山群の2500m位の山中をトレッキングしていた時、ガイドさんが遠くの林の木を指さし、珍しい鳥がいると教えてくれました。木の葉に紛れて分かり難いのですが、33cmという大きい鳥なので写真を撮ることが出来ました。鳥の名前は「オオゴシキドリ」です。漢字で書くと「大五色鳥」で、7~8種類あるゴシキドリの中で一番大きい鳥です。

どんな色があるか見ると、青色、茶色、黄色、緑色、赤色の五色がちゃんとあります。正に五色鳥の見本のような鳥です。

下の写真2枚…アンナプルナ山群山麓のダンプス約1700mにある「風の旅行社」の経営する「つきのいえ」で撮った写真です。ロッジの下にある斜面の藪の暗がりに何やら綺麗な鳥がいるではありませんか。この鳥の名前は「ズアカガビチョウ」といいます。漢字では「頭赤画眉鳥」となります。頭赤は分かりますが、画眉鳥とは何でしょう。本家の「画眉鳥」は赤茶色の顔に目の回りが白の縁取りでその縁が後ろに流れています。それで眉を画いた鳥と命名したのでしょう。この「ズアカガビチョウ」にはそのような眉は有りません。何で画眉鳥にしたのでしょうかね。

ところで「画眉鳥」と同じ様なことをしている人間も日本にいます。「デーモン閣下」さんです。デーモンさんの場合は白い顔に目の周りを赤と黒で縁取りし、それが後ろの耳の方に格好良く流れています。それと歌舞伎でも目の周りの縁取りを大きく取っていますね。特に石川五右衛門とか白波五人男のメイクは、そのような縁取りをして顔を大きく見せています。話が飛んでしまいましたが、この鳥は画眉は有りませんが中々綺麗な鳥で、よく見ると五色あります。

2018年11月12日 記  カメラ CANON  SX60HS

前の鳥の記事 ヒマラヤの鳥8

次の鳥の記事 ヒマラヤの鳥10

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。