ヒマラヤ ゴーキョトレッキング1

トレッキングの整理が出来つつありますので、このシリーズを開始し致します。

今年2017年10月23日~11月10日にヒマラヤのゴーキョまでトレッキングに行って来ました。これでヒマラヤトレッキングは3回目になります。

  • 1回目 2015年 プーンヒル trekking
  • 2回目 2016年 アンナプルナ ベースキャンプ trekking
  • 3回目 2017年 ゴーキョ trekking

1回目はすでにブログに載せましたが、2回目はまだ載せていません。今年の3回目をまだ湯気の出ているうちに先にブログに載せます。今回のトレッキングも「風の旅行社」さんに依頼してお世話になりました。スタッフや専属ガイドさんに毎回細かい配慮をして頂いて、楽しい山行となりました。

それではゴーキョとはネパールのどの辺りなのかを地図で示します。ちょっと待って! ネパールは何処なのかって? みんな知っているのに意地悪言わないで下さい。インドの北です。エー? コンドはインドは何処かって? インドのヨガの行者に聞いてみましょう。「インドは宇宙の中心にある。」 何故か納得してしまう答えです。……脱線してきました。話を真面目に戻しましょう。

上図の右側の赤い四角形の中にゴーキョは有ります。エベレスト8848mやローツェ8516mの近くです。また、2015年のプーンヒルは青く囲ったアンナプルナ8091mの近くにあります。拡大地図はトレッキングに入る記事の時に載せます。さて今回のトレッキングの目的は3つあります。1つ目はエベレストを見ること。2つ目はネパール国鳥のダフェに会うこと。3つ目はヒマラヤリンドウを見る事です。可能なら4つ目にイエティの頭皮を見学することです。どうなりますでしょうか。

さて11月23日は空港移動日ですが、台風21号が中部国際空港沖を真夜中に通り過ぎたので、タイ行きの飛行機は無事離陸できました。それにしても疑問があるのですが、台風等が来ると国内線は運休になるのですが、国際線は運休という話はほとんど聞きません。どういう事でしょうか。離陸に関しては強風でも問題ないという事でしょうか?

話はずーっと進んで、飛行機をタイのバンコクで乗り継ぎ、ネパールの首都カトマンズに24日12時半に降りました。そしてタメル地区のお馴染みのマーシャンディホテルに一泊しました。このホテルは1&2回目とも使用しています。タメル地区というお土産物屋が多い繁華街にある便利なホテルです。

それでは最初は恒例の空の旅の写真をご覧ください。最初はバンコクより飛び立った直後の写真です。バンコク郊外の工業団地付近です。奥の方はバンコク中心部に繋がります。

下の写真…タイ中部の水田地帯です。雨期の終わりで、川もかなり増水して濁っています。でも田んぼはすでに収穫は終わっています。洪水は例年の行事で、タイ人の皆さんの対応は慣れています。

下の写真…ここはミャンマーのシッタン川の河口付近です。小さい川の流れがクネクネしています。治水がうまくいかないのか、水田らしきものが見当たりません。国力がまだ十分ではないのでしょう。

下の写真…さあ今回のトレッキングの大本命が見えてきました。画面中央のちょっと左に、尖った山が二つ続いて見えます。左がエベレスト8848m、右がローツェ8516m(世界第4位)です。今回の目的の山がもう見えたから帰ってもいいのかな? ないない!それは有りません。これからが本番です。一番右端の山はマカルー8463m(世界第5位)です。この眺めは凄いものがあります。

下の写真…カトマンズ付近の山岳地帯です。山腹に自動車道を作ると、山は途端に荒れてくるのが分かります。道の作り方は、重機で削った岩や土を谷に落とすだけです。日本はネパールで色々な事業を援助していますが、こういう所も視野に入れるべきでしょうね。今現在もヒマラヤの奥に道路建設中です。はげ山が広がっていくことが予想されます。世界の屋根が世界のはげ山になっては悲しいですよね。

下の写真…山間の狭い盆地です。田んぼ、集落も見えてきました。

下の写真…カトマンズに入りました。

下の写真…ネパールの主要産業は農業、観光ですが、下の写真のように珍しく大きい工場があります。 問:何を作っている工場でしょうか?

答:建築用のレンガを作っています。ほとんどの建物にレンガが使われています。3年前の大地震で建物がつぶれた跡は、レンガの山になっていました。

下の写真…カトマンズには小さな川が流れています。水量は少なくきれいな水ではなく、ゴミもたくさんあります。

下の写真…郊外の道路ですが、信号で混んでいるだけです。市内は車、バイクが多すぎてこんなものではありません。

下の写真…飛行機の着陸する瞬間です。スピードを落として尚且つ揚力を保つために、翼のフラップは全開です。

下の写真…後ろから見たタイ航空のB777です。前から見るより意外と大きく見えます。

下の写真…これがネパール首都のトリブバン空港です。ちょっと見は拍子抜けするような外観です。中の設備も貧弱で、特に出国時は各種手続きが長蛇の列で、待合室に行くまでにたっぷり2時間はかかります。観光立国として改善は緊急課題と思われます。

下の写真…タメル地区にある中級ホテル マーシャンディです。私の部屋は3階の正面の一番右の部屋でした。

下の写真…部屋の内部です。設備は必要最低限のものはあります。2週間のトレッキングを終えてこのホテルに戻ってきたのですが、その時はこのホテルが最高級ホテルに思えました。お湯のシャワーが出て、ふかふかベット。またレストランで好きな美味しいものが食べれる。山のロッジと比べて天国でした。アーッと、ロッジを非難しているわけではありません。山小屋で色々不便な事があるのは仕方ないことです。

2017年11月23日 記  カメラ RX10Ⅲ

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ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。