ヒマラヤ プーンヒルトレッキング6-1

プーンヒルトレッキング5-4 の続きです。

昨夜は夕飯で美味しい野菜や、ネパールのお酒「ロキシー」を頂きました。このお酒は米やひえなどを発酵させ、蒸留して作るネパールの焼酎です。これを水割りにしてヤカンに入れ、薪ストーブで温めて真鍮の杯で飲みました。意外と飲みやすく他のお客様と一緒に結構飲んでしまいました。この「ロキシー」を少し日本に持って来て皆に飲んでもらったところ、口当たりがきつい、においがきつい、昔の焼酎のようだというのが感想でした。でも、ヒマラヤで飲むと美味いんですよ。

下の写真…次の6日目の朝、意外と二日酔いにならず、近くの山に日の出を見に行きました。まだ暗い中、満月に近い月が山の端に差し掛かっていました。でも大部分の山は雲がかかって良く見えません。御来光が見えるか心配です。

下の写真…次第に明るくなってきましたが、周囲は雲に隠れて見えません。時折薄く見えるときもありましたが、カメラのピント合わせが反応しません。1時間くらい粘りましたが諦めてロッジに下山しました。

下の写真…ロッジに着いてしばらくすると、時折山が見えっぽくなってきました。真ん中より左に尖ったマチャプチャレ6997mが薄く見えます。

下の写真…周りの村も見えるようになってきました。画面右の奥にアンナプルナサウスが見えるか見えないかくらいに見えます。雪を被った山ですが、見えますでしょうか。画面右下に「つきのいえ」の畑があり、大根とネギが植えられています。これは夕べも食べた「つきのいえ」で使う美味しい野菜です。

下の写真…部屋からリュックを出して、下山の準備です。6日間なんてあっという間でした。もっと居たいのですが、足がかなり辛いという感じです。日本では4日以上の登山はやったことはなく、初めてのヒマラヤトレッキングにしては体が良く持ったと思います。

下の写真…霞むアンナプルナサウスをバックに、20人乗り位の小型プロペラ機が飛んでいました。多分ポカラと、ここより更に奥のジョムソン又はチベット国境沿いのムスタンとの便だと思います。

下の写真…畑の土手に咲いていた花です。可憐であり華やかな不思議な雰囲気の花です。

下の写真…これも土手に咲いていた花です。赤の鮮やかさが目につきました。

下の写真…これは庭に咲いていたコスモスです。朝日を浴びて花びらが透き通り、ピンクに輝いています。この花も大好きな花の一つです。「木の桜」に対比する「草の桜」ですかね。はかなさ、可憐さ、豪華さが同居している不思議な花です。

下の写真…やっと雲が薄れてヒマラヤの山々が見えてきました。SIGMA  DP2Mで撮りました。画面右の尖った山がマチャプチャレ6997mです。左の雪山がアンナプルナサウス7219mです。この後アンナプルナサウスはまた雲に覆われ見えなくなってしまいました。

前にも言いましたが、山では見えたら写真を撮っておく。もう少し晴れたらなどと言っていると、曇って見えなくなることなどしょっちゅうです。それでは次回に続きます。

2017年8月25日 記  カメラ CANON  G1XM2, SX60HS,  SIGMA  DP2M

 

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ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。