清里からの八ヶ岳

昨年は自分の病気と実家の解体でブログの更新も疎かになってしまいました。ようやく他をする余裕が少し出始めてきました。このところ毎日ヒマラヤや日本の山地図を見て妄想を膨らませています。まず手始めに清里付近の平沢峠から八ヶ岳を眺めようと今日2月8日に出掛けました。

下の写真 – 中央自動車道の長坂インターを降りて少し行った所で八ヶ岳連峰の南端を撮りました。目的地に着いて撮ろうとしても雲がかかっているかも知れません。山の写真は綺麗に見えた時に撮るのが最善の方法です。左は編笠山2524m、中央奥の白い山は権現岳2715m、右は八ヶ岳連峰の盟主赤岳2899mです。幾らか雲が浮いているのが心配です。到着した時に広がっていなければいいな、と一抹の不安を抱えて運転していきます。

下の写真 – 後ろを振り返ると甲斐駒ケ岳2967mが目の前に迫ってきています。ロッククライミングの岩壁の摩利支天2820mも全容を見せています。

下の写真 – 直ぐ右横には南アルプスの難所、鋸岳2685mひっそりと佇んでいます。この前に見えている山に登れば眼前に迫力ある鋸岳が見えると思うのですが、期待するような登山道はありません。また藪漕ぎをして行っても木立に邪魔をされて思うような展望は期待できません。

清里の平沢峠に着きました。途中の道は幅が狭く、更に車の巾しか雪を除雪してありませんので対向車が来たら完全にアウトです。さてせっかく着きましたが八ヶ岳連峰は残念な事に雲がかかっています。それで辺りを見回すと遠くに一際白く輝く山が見えました。

下の写真 – 北岳3193mです。その左奥は間ノ岳3190mです。この山も若かりし頃、八本歯のコル(左俣コース)で1時間前のバスで着いた人たちを追い越して登りましたが、今となってはもったいない登り方をしたなと後悔です。花には目もくれず鳥の鳴き声も気付かず途中の風景も目に入りません。若いという事はある意味純粋、ひたむきですが反面周りが見えない、広い思考が出来ないという事でしょうか。マアーそれも含めて人生かな?

下の写真 – 雲のかかった八ヶ岳連峰です。今日は高気圧に覆われ晴天の予報でしたが、まさかのまさかでした。山ではよくある事ですが。

下の写真 – そこで雲が晴れるのを期待して待機です。まず横岳2829mがくっきりと姿を現しました。雪ダルマの上にある赤岳2899mはまだ雲がかかっています。でもそれが晴れるまで待っていてはいけません。此処で一枚パチリと撮ります。それにしてもこの可愛い雪ダルマは誰が置いたんでしょうね。何もないよりこの場所をかなり和ませてくれています。

ところで帰ってきて写真を詳細に見ると横岳を大勢の登山者が歩いているのが分かりました。

下の写真 – 上の写真を更に望遠で撮った写真があるのですが、それを拡大したらなんと登山者が見えるではありませんか。この峠から横岳は20㎞あります。普通は考えられませんがその拡大写真を見て下さい。尾根を20人近くが歩いています。登山道を示すポールなどではありません。

もう一枚別の写真がありますが、それはこの写真の13秒前に撮ったものです。人影は移動していました。それにしても冬の横岳をこんな大勢の人数で登るというのは聞いた事がありません。

下の写真 – 更に待っていると赤岳が雲の間から姿をちらりと現しました。そこですぐさまパチリ。でも横岳は又雲の中です。

下の写真 – その赤岳の頂上を目一杯近くの望遠で撮りました。赤岳頂上山荘も見えています。

下の写真 – 峠から北を見ると国立天文台野辺山宇宙電波観測所が見えました。真ん中の大きいのが直径45mの電波望遠鏡です。この大きさは世界最大級ということです。またこれだけ大きいと傾けた時にパラボラアンテナの球面が歪んでしまい焦点がぼけてしまいますが、それを補正する事が出来るとの事です。最先端の装置は常人が思いもしない事にも念入りに対策を施しているのですね。右下には10mの電波望遠鏡が何台か見えますが、現在は運用をしていないという事です。

2時間ほど粘りましたが、雲は晴れてくれません。特に赤岳より左の権現岳は全く現れる気配もありません。仕方ないので帰路に着きました。そしてお昼を食べるために諏訪湖サービスエリアに寄り後ろを振り返ると八ヶ岳連峰の全容が見えているではありませんか。八ヶ岳連峰の東側は曇り、西側は快晴です。

下の写真 – 先程まで見えていなんだ権現岳と編笠山をパチリと撮りました。アー良かったよ。でも画面奥、東側は雲が湧いているのが見えますね。

2024年2月9日 記  カメラ SONY  RX10Ⅳ

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。