裏山に小さな谷川が流れています。天然のイワナやヤマメはいませんが、誰かが放流するのかイワナが泳いでいる時もあります。沢蟹もいて昔は近所の子供達が喜んで取っていました。でもこの頃は子供の数はめっきり減り、尚且つ外で自然相手に遊ばなくなってしまいました。寂しい事です。
さてこの8~10日の大寒波でこの川が結氷しました。今、日本の半分近くが雪が降っていますが、わたしの居る所は雪がありません。カマキリの卵の高さで雪の降る量が分かるという話を知っている方も多いと思います。晩秋に散歩でチェックしたところ、7~8個の卵を見つけ、すべて30~40cmの高さの所に産んでありました。言い伝えがあっているなら、この地の最大積雪は30~40cm以下という事です。2~3月には例年大雪が降りますが、まあ大したことは無いというカマキリさんのお告げです。
少し話がそれましたが、雪が積もると綺麗な結氷が見られなくなります。そこで今年の結氷の様子は綺麗に見る事が出来ました。
下の写真… これがその小さな谷川で、川幅は1mくらいです。全面結氷しています。
下の写真… 結氷した小さな滝つぼです。春にはここで放流されたイワナが見られることもあります。その時は畑から芋虫を捕まえてこの中に投げ入れます。イワナが素早く喰いつくところがみえます。針を付ければ一発でつれますが、親しみを覚えてやる気も起きません。
下の写真… 小さな堰堤から落ちる水が凍っています。-4~5℃の温度ではこのように全部に氷が着きません。今回の寒波でー8~9℃になり、日中も0℃以下の真冬日になったので、ここまで凍りました。
下の写真… 他の堰堤ですが、落ちる水しぶきがこのように凍って行きます。
下の写真… 堰堤の下の流木に水しぶきが掛かって、結氷していったものです。
下の写真… ミズゴケの上に水しぶきが掛かって凍っていったものです。氷と緑の組み合わせは中々見られません。
下の写真… 流木や石に結氷していったものです。
今日は寒い写真になってしまいました。温かいお酒と熱い鍋料理などで口直しをして下さいね。
2021年1月10日 記 CAMERA SONY RX10Ⅳ
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