ヒマラヤの鳥4 の続きです。
下の写真…トレッキング途中の休憩で立ち寄ったロッジの植木鉢に鳥が遊んでいました。白い頬に黒いネクタイをした鳥です。そう、シジュウカラです。ただ腹部の色が白でなく、黄色をしています。鳥の名は「キバラシジュウカラ」といいます。
この鉢植えには実もなく虫もいそうになかったのですが、何かに追われてきたのか、単純に遊びだったのかはわかりません。ただ人の居るすぐ近くまで寄ってきたのは、何か理由がありそうなのですが分かりません。でも外国にいってよく感じる事なのですが、鳥と人との距離が近い気がします。日本では鳥はすぐ逃げてしまうのですが、外国では鳥は人の近くまで寄ってきます。お友達のようです。
その原因は日本の風土と歴史にも原因があるような気がします。米作をしていると、米を食べられないようにスズメなどを追い払ったりしていました。また四足の動物は食べてはいけないが、2つ足の鳥は食べてもよいなどという風習がありましたので、日本では鳥は人との距離を置くようになったのではないかと思います。
下の写真…この写真はアンナプルナ山群の入口のダンプスの村で撮った写真です。風の旅行社の直営ロッジ「つきのいえ」の庭で景色を眺めていたところ、下の斜面の木に綺麗な鳥がいるのに気づきました。鳥の名前は「インドカケス」です。日本の「カケス」は頭は白に黒斑があり、尾羽は黒で模様は有りません。「インドカケス」の方が少々派手のようですね。
日本のカケスはドングリなどの種子をよく食べるそうですが、この鳥は何を食べているのでしょうか。自然は豊かなので色々な種子はありますね。この顔を見てもひもじい感じはありませんし、何か余裕すら感じます。
下の写真…キツツキです。ヒマラヤの鳥3 でもキツツキが出てきましたが、こちらの鳥の名前は「ヤマゲラ」です。大きな外見の違いは背に白い斑紋がないことです。一見して地味な感じですが、赤い頭がポイントです。キツツキは赤い頭をしているものが多いので、すぐそれと分かります。
2018年8月7日 記 カメラ CANON SX60HS
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