ヒマラヤの鳥4

連日の暑さで大変ですね。私はタイにいた時は、気温36度以上は動くと直ぐ汗びっしょりになりました。気温が体温の36~37度を超えると体は非常事態になります。そこでクーラーがない所で活動するときは、水に濡らしたタオルを首に巻くとか、半乾きのTシャツを着る、水に濡らした帽子を被るなどの対策をしていました。また家にいるときなら、3~5回/日も水シャワーを浴びていました。もし宜しければ参考にしてみてください。

さて ヒマラヤの鳥3 の続きです。下の写真…この鳥は一寸はっきりしないのですが「キガシラセキレイ」だと思います。図鑑を見るとこの鳥は模様の変形がたくさんあります。またこの写真のように羽を毛羽立てているので模様がはっきりしません。藪の中を何匹かで飛び回っていて、すこし止まった瞬間を撮りました。

藪の中だと鳥にピントが合いづらくなり、合ったと思っても後で見るとピントがずれているのはしょっちゅうです。

下の写真…尾根道でガイドさんが遠くの枯れ木の上を指さして、「珍しい鳥がいる。」と教えてくれました。スズメより少し大きい全長17㎝くらいの鳥で、名前は「イスカ」です。撮ったカメラはCANON SX60HSで、望遠をレンズで60倍、更にデジタルズームで2倍の合計120倍で撮っています。この倍率になるとどうしても手ブレの影響が出てきます。三脚なしでは仕方ないところです。

鳥を撮っていて思うのですが、なぜ毛羽立っている時があるのだろうということです。思いつく考えは、一つは敵が来て警戒している。もう一つは寒いので羽をフカフカにして寒さを凌いでいる。他は思いつきません。何なんでしょうね?ところでイスカの嘴は上下で互い違いになっています。写真でそれが分かると思います。松の実が好物ということで、それを食べやすい形のくちばしになっているということでしょうか。

下の写真…小さな渓流の水際で何か小さな鳥がせわしく動いていました。暗いうえに動き回るのでピントが合いません。ようやく撮れた一枚です。名前は「タカサゴミソサザイ」です。タカサゴとは台湾の高砂族の事らしいのですが、どういう由来でこの名をつけたのかはわかりません。全長9㎝のかわいい鳥さんです。

2018年7月22日 記  カメラ CANON  SX60HS

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2 件のコメント

  • 動物は本当に生きるのに都合よく進化していくのですね。裏を返せば、頭も体も使わなければ退化することは、自然の摂理というものでしょうか

    • そうですね。進化は遅いけど退化はあっという間です。私は7年ほど前に足首の骨折をしたことがあり、半年ほど松葉杖のお世話になりました。その間つま先には全く力が入らず、骨折が治っても普通につま先で蹴って歩くことが充分に出来なくなりました。山に登る時やキノコ採りの折など斜面を登る時につま先を使いますが、いまだに充分に力が入りません。頭脳も考え無くなればすぐだめになりますね。小さい頃の勉強は強制で必須ですが、大人になっても脳の活性化を持続していく必要がありますね。分かってはいても出来ないことですが。

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    タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。