タイで見つけた黄色の鳥3です。この鳥の居た場所はカオヤイ国立公園脇のゴルフ場ではありません。タイの田舎の道で道路から3m位下に田んぼがあり、道路の土手と田んぼに挟まれた小さな池の脇です。ある時田園地帯の日の出を撮ろうとたまたま車を止めたところ、この鳥と遭遇しました。名前は「キンイロコウヨウジャク」と言います。以前、徳利型の巣を作る「キムネコウヨウジャク」を紹介しましたが、その鳥より黄色の鳥です。ただメスは私のような素人目には区別が難しいです。
下の写真…これがキンイロコウヨウジャクのメスです。まことに地味な色をしています。メスは世代をつなぐ重要な役割を持っていますので、襲われないよう目立ちにくい色をしているのでしょうね。
下の写真…反対にオスはこの目立ちようです。素人の私が考えるに大型の鳥に襲われたとき、メスを守るために注意をオスに向けるよう派手な色をしているのかなと思います。もう一つは、生殖活動時にメスがオスを見つけやすくするためではないかとも思います。普通に考えるとオスがメスを探すのが当たり前と思うのですが、最初の出会うきっかけはメスの方が行っているのかもしれません。その後オスは自分をアピールする行動に出ます。メスは興味がなければバイバイということかもしれません。
下の写真…カメラに気付いて、何しているの? とこちらを見た所です。イヤー、それはありません。40~50倍位の望遠で隠れて撮っていますので気付かれません。
下の写真…メスが羽ばたこうとした時です。これは狙って撮ったのではなく、たまたまとる瞬間にこうなっただけです。
下の写真…灌木の色と同化していますね。これでは敵も探しにくいのでしょう。
さて、これでこの鳥は終わりではありません。次回は巣作りと生殖活動について、珍しい写真が撮れましたので掲載する予定です。
2018年3月18日 記 カメラ CANON SX60HS
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