タイの緑色の鳥

この鳥の名前は「ムネアカゴシキドリ」、英名は[Copersmith Barbet]といいます。タイ名は分かりません。その姿を見れたのは5年間で2~3回です。図鑑を調べるとこの鳥とよく似た鳥がいる事が分かりました。「ノドアカゴシキドリ」といい、のどの部分が黄色ではなく赤くなってちょっと見では勘違いしそうです。

フェアウエイを歩きながらこういう色が派手で少し大きい鳥を発見すると興奮です。キャディーさんを手で制して「ローサッククルーナ、ノックユー」です。日本語は「ちょっと待ってね、鳥がいる」です。キャディーさんも後ろの組が来ないことを確認します。

そこからが大変。慌ててカメラを構え、姿勢を低くして少し近くに忍び寄ります。そこで2~3枚とりますが、遠いので写真の倍率は80~100倍です。当然三脚は有りませんから手ブレが入ります。ここで鳥が逃げなければ更に近くに寄っていきます。

サー撮るぞ!と構えるとだいたい50%の確率で逃げられます。だからこの2回目に近寄るときの距離感がとても難しいですね。又逃げられなくても興奮している心臓の鼓動がカメラに伝わってしまいます。うまく撮れたと思っても、後で見ると手ブレになっていて地団駄悔しい思いをすることはしょっちゅうです。

2017年1月16日 記

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ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。