権現山 登山1 の続きです。
下の写真…権現山頂上を横から見ると、まだ後ろに山が上がっていきます。ここはまだ本当の頂上ではないなと思い更に奥に20mばかり行きました。
下の写真…ありました。本当の頂上です。三角点の標柱も埋め込まれています。けれども眺望は全くありません。
下の写真…ついでにその奥の登山道はどうなっているのかなと、道を少し進んでいきました。笹が道を覆いかぶさっています。まだ、笹の背丈がひざ位なので問題ありませんが、更に奥に行けばどうなっているか分かりません。笹の背丈が1m以上になると、急斜面では顔が笹の中に埋もれて、苦しい藪漕ぎになってきます。
下の写真…木々にはサルオガセがたくさん垂れ下がり、高山の雰囲気が出てきました。今回は権現山より上は計画外なので頂上へ戻ってきました。
下の写真…頂上に二股のダケカンバの木がありましたので、その間から市街を覗いてみました。一番下に見える橋は天竜川に架かる毛見橋です。その橋際に大きなビルが見えますが、オリンパスの伊那工場、昔の旧本社です。私はオリンパスの防水カメラ TG-2を持っていて、タイにいた時、長期の休みに島に行って、魚の写真を撮って遊んでいました。このカメラは楽しいですよ。今はTG-5になって更に進化しているようです。
下の写真…伊那市の中心部です。こんなにうまく見えるところは権現山しかありません。天竜川は左端からカーブを描きながら右端へ流れています。左端の橋は二条橋、見えずらいですがその下に大橋、中央右に中央橋、更に細い橋が桜橋、画面右に木の陰にあるのが先程の毛見橋になります。
下の写真…更に下流に平成大橋があり、渡った所、画面中央に伊那市役所があります。そして画面右端から300mほど下ったところで、南アルプスの甲斐駒ケ岳、仙丈岳、塩見岳からの水を集めた三峰川(みぶかわ)が天竜川に合流しています。昔はここら辺は大きな河原で、家はほとんどありませんでした。
下の写真…権現山から見た甲斐駒ケ岳2967mです。山頂の白いのは雪でなく、花崗岩と花崗岩が崩れた砂で白く見えています。
下の写真…画面左の大きな山が仙丈岳3032m、中央右の山が日本第二位の高さの北岳3193mです。
下の写真…上の二枚の写真を合わせた全景です。
下の写真…もう一つおまけです。私はこの景色が好きです。家や田のある平地から幾重も山が重なり、その奥に甲斐駒ケ岳が聳えています。中々素晴らしい風景だと思います。
下の写真…風景を楽しんでいたら、下に見える木に鳥が止まったではありませんか。慌ててズームアップで撮りました。「ホシガラス」です。漢字で書くと「星鴉」で、雰囲気が分かります。でもカラスよりはかわいい顔をしていますね。この後、カラスが鳴くから帰ろうではないですが、下山開始です。
下の写真…爬虫類の苦手な方は下の写真を飛ばした方がいいかもしれません。下山途中、道端に黒いものが見えたので、そっと近づくとマムシがとぐろを巻いていました。近づいて3枚写真を撮った所で、マムシさんはもういいかいとゆっくり笹薮に入っていきました。
下の写真…車で林道を下って起点付近の常輪寺まで来ました。稲穂の実った田園と南アルプスの風景です。この風景も中々よいと思います。
2017年9月15日 記 カメラ SONY RX10Ⅲ
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