蛇峠山 登山 2

蛇峠山 登山 1 の続きです。蛇峠山の山頂に着きました。でも周りは木々に囲まれていて眺望はありません。しかしこの案内板の横には櫓が造られていて階段があります。これを上がれば見えるだろうと期待して階段を上がりました。なんと! 櫓より木々のほうが高くて眺望はありません。多分10年前くらいは木も小さくて絶景だったと思いますが、残念です。

下の写真…仕方なく頂上にサヨナラをして下り掛けた時に綺麗な花が咲いていました。全身真っ白な「ギンリョウソウ」です。真っ白なのは葉緑素がない、つまり光合成できない植物です。

栄養を得る仕組みは、キノコのベニタケ属が木の根と共生菌で結びつき、「ギンリョウソウ」がさらにその共生菌と共生することにより、木の葉が光合成で作った栄養分を分けてもらっているという事のようです。複雑ですが人間界にもありそうな気もします。

下の写真…下山は電波塔用の林道を下りました。長い道のりですが、見晴らしは中々良い所があります。南方向の写真で平谷村方向の山々が見えます。

下の写真…山の上部は紫色の「ミツバツツジ」が満開でした。新緑や松の濃い緑に対比されてとてもきれいでした。ただ、下に降りると咲き終わりになっていましたが、代わりに赤色の「ヤマツツジ」が咲き始めていました。

下の写真…林道脇に黄色い花が鮮やかに咲いていました。遠くで見た時は菜の花かと思ったのですが、違いました。ただ花の名前が分かりません。帰宅してインターネットで探したのですが、該当の花は見当たりませんでした。今後も探してみる予定です。

下の写真…道沿いの木に「ヒメリンゴ」の花が咲いていました。楚々とした花です。

下の写真…「ヒメリンゴ」が満開で咲き誇っています。1つ1つは楚々としていますが、みんなで咲けば怖くない…じゃなくて、みんなで咲けば凄いゴージャスです。

下の写真…林道を下ってきたので、登りと同じくらい時間がかかりました。駐車場に着き、蒸れた暑い車に乗って少し下ると見晴らしの良い場所がありました。北の方角で浪合方面の写真になります。

下の写真…林道の入口部にある駐車場です。この付近には「ミュー自然美術館」とか「ゆ~らっくす治部坂」という施設がありますが、今回は時間的に割愛しました。

今回の里山登山で感じたのですが、天気は晴れていても遠方の山の写真はうまく撮れません。遠くのアルプスの山々をクッキリときれいに撮りたいのですが、空気の透明度まで調べないとダメな事が分かりました。当然、気象庁からはそんな情報は出してもいないし、観測もしていないのでしょうね。どーにかならないのかなあ?

2017年6月16日 記  カメラ  SONY  RX10 Ⅲ

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。