ヒマラヤ プーンヒルトレッキング5-1

プーンヒルトレッキング4-4 の続きです。

5日目の朝が明けました。ランドルン1565mの朝です。昨夕はアンナプルナサウスは雲にほとんど隠れていたので、今朝はどうなるか心配でした。でも起きて外に出た瞬間、その心配は吹き飛びました。早朝の薄暗い谷の奥に雪を頂いたアンナプルナサウスが浮かんで見えます。ヤッター! です。今回は朝の光とともに変化していくアンナプルナサウスの姿を追っていきます。似たような写真が続きますが、ご勘弁ください。

下の写真…早朝の本当に薄暗いときは写真がうまく映りません。それで少し時間がたって、カメラの受光素子が十分に反応するようになって撮りました。まだ朝日は7219mの頂上に宅配されていません。

下の写真…朝日宅急便の到着です。しばらくすると頂上のちょっと下まで朝日が届いて、くっきりとした赤いアンナプルナサウスが浮かび上がってきました。画面左のエッジのような尾根も陰影がよく出ています。

下の写真…右のヒウンチュリ6434mにも光が届きました。

下の写真…そのアップの写真です。こういう彫りのの深い山は日本ではあまり見られないと思います。

下の写真…SIGMA  DP2M  の写真です。このカメラは受光素子の構造上、朝晩の弱い光には弱いのですが、逆にそれが幸いして谷間の暗い感じが見た目と同じ雰囲気になっています。

下の写真…日はかなり上に上りました。手前の谷の半分まで日が差し込んでいます。

下の写真…アップの写真です。だんだん普段見る山の姿に近づいています。バックの縞のある雲が山の存在感を引き立てています。

下の写真…ふと横を見ると、昨日ガンドルンから下りてきた斜面にも日があたってきました。また暑い一日が始まることでしょう。

下の写真…さて5日目のトレッキングコースです。ランドルン1565mからダンプス1650mへの緩やかな山麓を歩きます。車1台が通れる広さの道が大半なので激しいアップダウンはありません。でも口笛を吹くほどの余裕はありませんでした。目的地ダンプスは画面右端より更に右に、赤いコースのもう半分ほど行った所です。

下の写真…朝飯を食べて出発して、少しして振り返った時のアンナプルナサウスとヒウンチュリです。もうすっかり日常の姿に戻っています。あの早朝の赤い山は影も形もありません。日の出、日の入りは特殊な舞台を用意してくれていますね。

下の写真…道端にこんなにきれいなピンクの花が咲いていました。ちょっと見はシャクナゲに似ています。「アレ?今の時期にシャクナゲが?」と思いましたが……

下の写真…近寄ってみるとシャクナゲの花とはだいぶ違います。どちらかというとピンクのアジサイに似ています。でも本体は草でなく木です。本当は何の花なのか分かりません。

2017年8月16日 記  カメラ CANON G1XM2, SX60HS, SIGMA DP2M

次回に続く。

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ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。