タイの市場(タラート)1

今日はタイの市場の紹介です。多分東南アジア全般に似たような市場の風景になると思います。逆にこういう風景が日本に少ないのはどうしてでしょうと思ってしまいます。ここでは300~400の店が出ています。地方にしては大規模な市場(タイ語でタラート)です。

この店はおかずを売っています。ざっと数えて12種類。手前の左から「豚肉とグリーンピースの煮物」「タケノコのピリ辛煮」「茄子とハーブのカレー煮」「豚肉と野菜の香草煮」、後ろの左から「魚の油揚げ」「赤春雨に細ネギと卵焼きを散らしたもの」「豚の血の塊と揚げ豆腐、モヤシ、細ネギの炒め物」「骨付き鶏肉の煮物」5番目6番目の料理は不明です。注文したものを左のマスクのおじさんがやっているように、ビニール袋に入れてお客さんに渡します。値段はだいたい20~30B(バーツ)くらいでしょうか。1バーツは約3円です。

後ろには大きな建物の中にいくつもの店が入っています。昔は外のテントの店がなかったので栄えていましたが、今は外にお客さんを取られてさびれています。

下の写真が市場の一角です。背中合わせにもう1列あり、約200mくらい伸びています。又途中で左右にも広がっています。この一角は服、ジーパン、Tシャツ、カバン、履物、雑貨等の店が集まっています。食べ物の店は別の場所で集まって売っています。Tシャツは100Bくらい、ジーパンは200Bくらいで手に入ります。

下の写真は食べ物の店が集まっている所です。この店は串に刺したウィンナーなどを売っています。右の白い服の方は手に20B札を持っています。これはおやつやビールのおつまみになります。

下の写真の店は果物の「ラムヤイ」(竜眼)を売っています。輪ゴムで止めた一束が60Bでした。茶色の薄皮を剥くと半透明の果肉が果汁を滴らせて出てきます。さっぱりした甘さの果物です。ただタイ人が「あまり食べすぎると喉が痛くなるよ。」と忠告してくれました。その忠告を実証するに至るほど食べませんでしたが。左の端に見えている黄色の果物はパパイヤ(タイ語でマラゴー)です。

下の写真はパパイヤを車で売りに来ているところです。駐車場に止めて商売です。市場の中で店を持つと所場代を取られます。ここでは取られないのかな? 車はタイの国民車的なピックアップです。ピックアップの中ではいすゞ自動車のが一番売れていましたが、今はどうでしょうか?

なおナンバープレートから、タイ語の読める人はこの車はバンコクで登録されたことがわかります。

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ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。