タイでの選抜写真3

選抜写真の3回目です。

タイのクート島旅行で泊まったリゾートホテルの前庭です。左が泊まったロッジで、前にこのヤシの木の庭があります。そして写真には写っていませんがこの庭の右側は海になります。写真は朝の風景です。このヤシの木の空間がとても心地よい雰囲気を醸し出していました。普段の生活を完全にシャットアウトしてくれ、癒されました。でも、フッと俗世界の考えが頭を過ぎりました。ここでゴルフのパターの練習をしたらいいだろうな、などと。芝生を見ると反射的にゴルフ脳に支配される私がいたのでした。(参照: クート島旅行4

下の写真ー タイのプラチンブリ県のシーマハソットという処の洪水の写真です。タイでは毎年9月から10月には広範囲が洪水に襲われます。洪水と言っても日本の様に激しい濁流でなく、静かに水嵩が上がってきますので家が流されることは滅多にありません。そしてその場所はほぼ決まっていて、住民はそれなりの対策をとっています。中には洪水で覆われた道路で泳ぐ子供や、釣りをする人まで現れます。この写真は手前の池は田んぼでその土手に木が生えていましたが、その木も水につかっています。そしてその影が静かな洪水の水面に映っています。

下の写真ー これもシーマハソットの洪水ですが、お寺の境内です。住民が寄付したと思われる仏塔?が置いてありますが、それも水に浸かり水面に影を映しています。洪水の時しか見られない幽玄の世界です。仏の世界が顕れたのかもと思ってしまいました。実態があの世で、水面に映る影がこの世かもしれません。

下の写真ー タイ陸軍のポムヨーティゴルフ場の中の植え込みです。ブーゲンビリアの植え込みで、4種ほどの色の寄せ植えです。薄霧の中、朝日が当たり始めて花が光り始めています。西欧風の油絵を思わせる一枚です。隣のホールとの境に植わっていて、ゴルフ中に思わず足を止めて写真を撮っていました。後の組が来なくて良かったです。

下の写真ー タイで有名なパタヤの海岸に沈む夕日です。写真中央の塔は密かに有名な? サンクチュアリ寺院 です。偶然に時期と泊まったホテルの位置関係がこのベストショットにつながりました。カメラが好きな人はカメラ脳を持っていると思います。カメラ脳とは目に映るものの中から一部を切り取る能力です。そしてベストショットを撮るための一番大事な事は、その時にカメラを持っていることです。素晴らしい景色に遭遇した時に、カメラを持っていないために何度悔しい思いをした事か。でも今では携帯で写真が撮れる良い時代になりました。

2019年6月17日  記

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。