ヒマラヤ プーンヒルトレッキング5-3

プーンヒルトレッキング5-2 の続きです。

アンナプルナサウス7219mとヒウンチュリが大きく見える2ショットの写真を振り返って見ておきましょう。5日目のコース前半はこの2つの山がメインのようです。このコースは尾根、谷、尾根の連続で谷に入ると何も見えませんが、尾根に出ると途端に展望がよくなります。いつまで続くかですが。

下の写真…途中の村で白い大きな花が咲いていました。多分ブルグマンシア(通称エンジェルストランペット)という朝鮮朝顔の類です。毒草との事で注意が必要だそうです。向こう側の斜面は広い尾根と谷に分かれています。下の方に林道が出来ているのが見えます。1年後の2016年にはこの林道のお世話になるのですが、この時点では知る由もありません。

下の写真…アンナプルナサウスが段々遠くなり、見える範囲も狭くなってきました。山を下りていくのになぜか悲しみの感情が涌いてきます。

下の写真…ピンク色の綺麗な花ですが、花の奥にある大きなツボが虫を誘い入れる食中植物のように思えます。しかしネットで調べてもこの花は出てきませんでした。撮る時点で気づいていれば、中を確認したのですが今更どうにもなりません。

下の写真…これも名前の分からない花が咲いていました。赤と白の花が付いているように見えますが、花は白い花だけが5弁で咲いています。どうも赤は実のように見えます。大きい赤を見ても花は開いていません。この季節は10月終わりころです。春から夏に行けば色々な見たこともない花がいっぱいでしょうね。

下の写真…この花も綺麗で写真を撮りましたが、日本にも雰囲気の似た花がありそうです。

下の写真…いよいよアンナプルナサウスとはお別れのようです。山の陰に入り始めました。この後道は右側の尾根に出て右側の斜面を進むことになります。そのためアンナプルナサウスは見えにくくなってしまいます。トレッキング2日目に山の奥からニューッと海坊主のように頭を出して驚いたことを思い出します。(プーンヒルトレッキング2-1

下の写真…反対側の斜面に入りました。牧場の中の道を快適に下っていきます。「ここはゴルフ場のコースになりそうだ」なんて思いながら足はずんずん前に出ていきます。

下の写真…その後、道端で子供たちが集まって休んでいました。日本から持参した飴が少し残っていたので、みんなに分けてあげました。ここの子供達は目がキラキラと輝いています。勉強もするでしょうが、家事や農作業の手伝いというか、たぶん一人前に任されているのでしょう。自分の人生の行く道をはっきり自覚しているのでしょうね。

次回のダンプス到着に続きます。

2017年8月20日 記  カメラ CANON  SX60HS

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ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。