ヒマラヤ プーンヒルトレッキング2-1

ヒマラヤ プーンヒルトレッキング1 の続きです。

トレッキング2日目です。2日目は朝焼けから始まりました。今日は晴れてヒマラヤの山々は見えるでしょうか。一番心配な点です。

下の写真…第二日目の行程を赤線で示しています。ティケドゥンガ1520mを出発して急登が始まり、ゴレパニ2860mまで約8時間のコースです。

下の写真…歩き始めてすぐにつり橋を渡り、いよいよ2時間の急登が始まります。この登りが6日間の行程中一番きついと言われていたので、気合を入れて登り始めました。

下の写真…昨日宿泊した村が見えました。下にある固まった家並みの右側の方に泊まったロッジはあります。が、見えるかどうかは分かりません。

下の写真…歩く道はこういう石段の道で、村人が実際に歩いている道です。この傾斜は普通位で随所にもっときつい傾斜があります。確かに整備されていますが、道自体の変化がないので歩いていると次第に飽きてきます。でも、ひたすらに足を動かして上へ登っていきます。画面右の竹籠の大きい荷物は他のパーティーのポーターの背負っている荷物です。ポーターも大変ですね。

下の写真…朝日に横の尾根が照らされています。この感じは日本とあまり変わりありません。

下の写真…道端の家に一頭の馬が繋がれていました。日本ではあまり見かけないので写真を撮りましたが、この後から頻繁に馬を見かけるというか、その横をすり抜ける羽目になります。

下の写真…夢中で下を向いて登っていると、ガイドさんが山が見えるよと教えてくれました。歩いている石段ばかり見ていましたが、頭を上げてこの山が見えた瞬間の感動は、今回のトレッキングで最大の感動でした。「おーー!」と言ったまましばらく山を見ていました。まともにヒマラヤの山と向き合った瞬間でした。表現は悪いのですが、山の中から突然海坊主がヌッと姿を現したような驚きがあり、なにか異次元の存在が現れた様な感じでした。

下の写真…登っていくにつれて山は見え隠れしますが、段々と全体像が姿を現してきました。この山はアンナプルナ山群の「アンナプルナサウス」といい、標高7219mです。この山の北隣はこの山群の最高峰「アンナプルナ Ⅰ峰」8091mです。でもここでは見えません。

下の写真…さらに登っていくと山の下の方も見えてきます。

下の写真…反対の尾根では山の下から上に続く段々田んぼが黄色く染まり、収穫の時期が来ていることを示しています。この田んぼを作った昔の人間の努力は凄いものがあります。

下の写真…早速お馬さんとの遭遇です。たぶん上の村に荷物を届けた帰りでしょう。足取りも軽く石段をゆっくりと下りていきました。こちらは石壁に張り付いたまま固まっていました。お馬さんがすぐ横を通っていく経験はないので、ぶつかってこないか冷や汗ものでした。

下の写真…1時間ほど登ったころ、ガイドさんがやっと休憩の声をかけてくれました。お茶屋さんでレモンティーを飲んでやっと一息つけました。ここは多分1800mくらいです。谷の奥にアンナプルナサウス、そしてその右側ににヒウンチュリ6434mも顔を出しました。

下の写真…SIGMAのカメラ DP2M で撮った写真です。SIGMAのカメラの受光素子は他のカメラ会社の物とは受光機構が全く違います。細かい原理を説明すると長くなりますので割愛しますが、写った写真は空気感が強く出ます。上の写真と違いを感じてみてください。

まだ2日目は終わりません。次回に続きます。

2017年7月23日 記

カメラ CANON  SX60HS、 SIGMA DP2M

 

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ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。