ヒマラヤ プーンヒルトレッキング3-4

ヒマラヤ プーンヒルトレッキング3-3 の続きです。

3日目のトレッキングコースの後半はもはや雪山の展望はありません。ひたすら歩くだけです。意外とアップダウンが大きく急でした。特に私たちと反対側から来る人たちは登りに難儀しているようでした。このコースの逆コースは絶対にやめようと思ったくらいの急坂でした。

下の写真…眺めはなくても薄暗い谷間で、綺麗な花が所々待っていてくれました。束の間の休憩です。写真撮るために立ち止まる…それが意外と体を休めてくれました。でも頻繁だとペースを乱して余計に疲れてしまいます。エートこの花の名前? すみませんが分かりません。

下の写真…「花の滝」というような中々見られないものがありました。道の横の岩の絶壁の上から水が幾筋も分かれて落ちてきます。それを苔むした岩がふわりと受け止めて、また下に落としていきます。そして岩と苔の間から先ほどのピンクの花がたくさん咲き誇っています。ここだけ地上の花園といった雰囲気がありました。

下の写真…少し望遠を強くして撮った写真です。

下の写真…別の場所で岩の絶壁の上を見ると赤いものが釣り下がっているではありませんか。よく見ると崖から釣り下がったツタの葉が真っ赤に紅葉していました。こういう紅葉は初めて見ました。

下の写真…先ほどのピンクの花と似ていますが、紫の色をした花も咲いていました。花びらの形が違いますが、同じ5つの花びらで、花びらの形がハート型をしています。

下の写真…またまたお馬さんと遭遇です。ちょっと横を通らせてねともう慣れたものです。

下の写真…道端の馬ですが、その下は千尋の谷です。馬さんが崖側でよかったのですが、もし反対で馬さんが山側にいたら、崖側を通ることになり高所恐怖症ですんなり通れたかはわかりません。

下の写真…出ました。これがヒマラヤ山中の水力発電所です。傍目はただの小屋です。これで近所の村の電気を賄うのでしょう。写真右上から導水管があるのがわかると思います。こういった小型水力発電所は5~100kw時の発電で2500箇所あり、住民が組合を作って建設と運営を行っているそうです。

下の写真…今日の宿泊地のタダパニ2630mに着く直前の登りの石段です。例のピンクの可愛い花が階段の途中のあちこちに咲いていました。これだけで引きずった足に元気が出てくるので、不思議ですね。

下の写真…今日の宿泊地のタダパニのロッジ「パノラマ ホテル」に15時5分に到着です。連れも思わず微笑みが出ていました。私もそれ以上に、今日はもう歩かなくてよいという喜びでいっぱいでした。

下の写真…ロッジの庭の木にランの花が咲いていました。これも名前が何だか分かりません。一日歩き疲れてロッジで待っていてくれたのは一輪の妖精にも似た花でした。

それでは次回に続きます。4日目の朝のアンナプルナサウスです。

2017年8月4日 記  カメラ CANON  SX60HS

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。