大見山登山2

大見山登山1 の続きです。

下の写真…展望台より左端に見える風景を少しアップしてみます。画面左の木の上方に雲の上に小さく浮かんでいる山は鳳凰三山です。その右に大きく尖った山は甲斐駒ケ岳になります。そして画面中央ちょっと右の大きな山塊は仙丈岳です。

下の写真…もう少しアップしてみます。左の三角山が甲斐駒ケ岳です。右には小さな三角山が二つありますが、これは登山技術のある人しか登れない鋸岳です。そしてこの小さな三角に重なって奥にほんのわずかに北岳が見えます。分かるでしょうか?

下の写真…上の写真のさらに右側方向です。仙丈岳が大きくどっしりと構えています。カメラを構えていた時、ファインダーにトビの姿が入りました。チャンスと瞬間的にシャッターを押したのがこの写真です。こういう具合に鳥さんも参加してくれると嬉しいのですが、そういう機会は滅多にありません。

下の写真…諏訪湖と湖畔付近です。画面奥の諏訪湖が90度曲がった奥に中央道諏訪湖サービスエリアがあり、車がずらっと駐車しているのが分かるでしょうか。そしてそのすぐ左下の河畔に大きな三角屋根のガラスの里美術館があります。ここでは手作り体験ができ、ショッピングもできます。画面中央左に川が諏訪湖に流れています。この川は上川と言い、八ヶ岳山麓からのいくつもの支流を集めて諏訪湖に流れ込んでいます。そしてこの画面では見えませんが、諏訪湖の右側から流れ出ているのが天竜川になります。つまり天竜川の本当の水源は八ヶ岳という事です。

下の写真…湖畔をアップして撮った写真です。画面上の諏訪湖に突き出ている所はヨットハーバーです。そのすぐ左下に工事中の白い建物があります。その後ろの横長の建物が諏訪赤十字病院です。道路は湖岸通りです。湖岸に木が10本ばかり植えられていてその下に桟橋が2つ見えます。その一つに諏訪湖で有名な遊覧船のはくちょう丸が、停泊しているのが見えるでしょうか。

その沖には人工島の丸い初島が見えます。そのすぐ横に細長い橋みたいなものが見えますが、たぶん諏訪湖花火大会で使用した打ち上げ台ではないかと思います。そういえば初島も花火打ち上げのために作られたそうです。

下の写真…諏訪湖の奥に中央アルプスが見えます。画面左は中央アルプスの主要部です。右は中央アルプス北端の経ヶ岳2296mや黒沢山2126mです。そこは熊さんの住処になります。

下の写真…中央アルプスの主要部ですが、霞んで尾根の重なりや遠近感がないので、山の特定が出来ませんでした。ただ一番左の雲に隠れる寸前の山は空木岳です。下に霞んで見える人家は、箕輪町中箕輪と伊那市西箕輪の集落です。

下の写真…中央アルプスから更に右に目を転ずると、微かに御嶽山が見えます。こうやってみると中々大きな山です。ここから約60㎞離れています。

下の写真…右奥に見える高い山は、北アルプス穂高連峰です。

下の写真…展望台から体を乗り出して更にアップで撮りました。右の木の際に槍ヶ岳が見えました。冬になって木の葉が落ちればもっと見やすいでしょう。展望台先端での小一時間のお昼&休憩は気持ちが良かったです。

下の写真…さて帰りはまた諏訪大社下社秋宮を通るので、ちょっと寄ることにしました。これは国重要文化財の神楽殿です。祈祷をお願いするとこの中でやってくれます。

下の写真…神楽殿の入口にある大注連縄です。7年に一遍の御柱の年にこの注連縄も新調されます。今年御柱でしたからまだ新しい注連縄です。重さは約1トンという事です。参拝している人と比べると、とても大きいことが分かりますね。

下の写真…神楽殿の右にある狛犬です。青銅製では日本一の高さ1.7mだそうです。

下の写真…これも国重要文化財の弊拝殿です。こちらは彫刻が至る所に施されています。それもかなり素晴らしい彫りの彫刻です。

下の写真…この木は何の木でしょう。答は今年立てられた御柱です。秋宮二の御柱です。直径約92cm、長さ15mくらいです。モミの樹齢150年以上の木を使います。御柱は7年目ごとに行われるので6年に1回で16本の大木が必要です。だから今、木を植えても150年後でなければ伐採できません。その間に150÷6×16=400本の大木が切られていきます。植樹もやっていますが、この祭りを維持していくのは大変な事になります。でもこの御柱にかける諏訪人の情熱は半端ではありません。きっと未来永劫やり遂げていくと思います。

2017年10月18日 記  カメラ SONY  RX10Ⅲ

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。