三つ峠山登山1

9月21日に山梨県の三つ峠山に登ってきました。

下の写真…朝、中央自動車道八ヶ岳PAからの八ヶ岳連峰の眺めです。天気は良さそうです。画面左の丸い山は編笠山2524m、画面中央の尖った山は権現岳2715m、その右の丸い山は三ッ頭2580mです。

下の写真…反対方向には南アルプスが見えます。左の高い山は甲斐駒ケ岳2967mです。頂上左下のボコッとしたのは、岩峰の摩利支天です。画面中央から右のごつごつした山は鋸岳2685mです。

下の写真…ズームアップした鋸岳です。高度な登山技術と度胸がなければ登れない山で、私はまだ登っていません。画面右の中央の大きく尖った山が鋸岳頂上2685mです。ここを第一高点とも言います。ここまでは山梨県側からなら登れます。そして少し左に行くと小ギャップがあり、90度近い絶壁を鎖で下って登り返します。次は大ギャップで鎖はありません。ロープワークできない人は巻道を下りますが、かなり危険な道です。

そして登り返して画面中央の第二高点2675mに到着です。この第一から第二高点まで直線で400mですが、かかる時間は2~4時間かかるようです。この山全体に言えるのは、道標がほとんどなく道がはっきりしない。また岩がもろく、鎖場の鎖で擦れた石が落ちてくるなど大変な所です。

下の写真…鋸岳の南東約3.4㎞の所に聳える甲斐駒ケ岳2967mです。この山は山梨県側から見ると、下の平地から一挙に3000m近くの頂上まで望めます。雄大な山です。

下の写真…PAの梯子で、双葉SAからの眺めです。鳳凰三山です。画面中央右の尖った岩がありますが、地蔵岳2764mのオベリスクです。そして中央少し左のなだらかな山が観音岳2840m、そしてその左の岩隗が2つ見える山が薬師岳2780mです。

下の写真…北に目を転ずると、画面中央右の山、深田久弥終焉の地の茅ヶ岳1704mです。山を知らない人はこの山を八ヶ岳と勘違いすることもあるそうです。別名、偽八ッと言われるそうです。

下の写真…中央道を一宮御坂インターで下り国道137号線を御坂峠に向かっていきます。途中旧道に入りかなりジグザグに登って旧御坂トンネルを抜けました。このトンネルは狭く、普通車どうしのすれ違いは難しそうです。

下の写真…トンネルを抜けた所で富士山の絶景です。この画面の反対側は太宰治の小説「富岳百景」にも登場する天下茶屋があります。一服したかったのですが、山が曇る可能性もあるのですぐ出発です。登山口まであと5分です。

下の写真…その前に河口湖のアップの写真を一枚撮りました。河口湖大橋も見えています。

下の写真…登山口の案内板です。地層の解説まであります。珍しいですね。興味深く読ませていただきました。いつも山に行って思うのですが、歩いている時転がっている石を見ては、この石は何だろうと思うのです。それが分かれば山のでき方がだいたい見当が付きます。

下の写真…登っていく林道です。登山道のほぼ98%のところまでこの広さの林道です。頂上近くに山荘があり、そのジープが時々通るようです。チェーンを付けたタイヤの跡が所々残っていました。そのジープが山荘横に駐車していました。丸々太ったバギータイヤにチェーンが装着してありました。そこまでしなければ登れないという事です。

下の写真…98%まで来た尾根付近の写真です。

下の写真…尾根筋の三つ峠山荘脇に出た所です。これを見た瞬間、疲れも喉の渇きも忘れて、「オォーーーー!!!」 写真の説明は必要ありませんね。5分位見とれて、それからカメラを取り出しました。 西伊豆での「幻の富士山」がやっと現実の富士山になった瞬間でした。

でも頂上はここではありません。あと10分ほどの登山が残っています。次回に続きます。

2017年10月20日 記  カメラ SONY  RX10Ⅲ

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。