ポカラのフェワ湖 の続きです。
8日目は予備日で、トレッキングで何かあったり、天候が悪く飛行機が飛ばなかったりした場合の予備の日です。どちらにしても異常がなく、日程通りに来ていますので丸1日自由です。そこで朝一にネパールで超有名なスワヤンブナート寺院に行ってみました。
下の写真…カトマンズの西にあるスワヤンブナート寺院入口の石段です。本当は400段の石段を登っていくのですが、車ですぐ手前まで来た時の入口です。左の人がいるところは入場料を払う所です。
下の写真…階段を登るとすぐこの寺院を模したものがありました。そこにサルがちょこんと座っています。サルも信仰の対象であり大切に扱われているそうです。逆を言うとサルにいたずらされても取り合ってくれないようです。バッグをひったくられることもあるそうですので、もし見学の機会がありましたらご注意ください。
下の写真…これが有名なスワヤンブナート寺院の仏塔です。ネパール最古の仏教寺院で、カトマンズ盆地がまだ湖だったころ湖畔の丘に建てられたという伝説があります。
下の写真…仏塔の金箔の壁四面にこの目が書かれています。これは「仏陀の知恵の目(ブッダアイ)」で、四方を遍く見渡しています。目の感じが何故か印象に残る顔です。このブッダアイはネパールのお土産の色々な所に使われています。特許はないのでしょうね。
下の写真…昔から使われている400段の石段です。タイのチェンマイにあるドイステープ寺院の石段に似ています。(参照: ドイステープの花)
下の写真…仏塔を右回りに回っていくと前面をガラスで保護された女神像に出会いました。ネパールに来る前は、山はあるけど文化は大してないだろうと思っていましたが、間違いでした。この像にしてもなかなか精緻に造られています。ガラスの反射で見ずらいですがご勘弁ください。
下の写真…更に回っていくと仏塔の入口(観光客は入ることは出来ません)の上に精緻な造り物がありました。こういうものを何というのか知りません。
下の写真…上から見渡した写真です。仏陀が天から見下ろしているという事でしょうか。
下の写真…下に降りてくると5色旗のタルチョが空を埋め尽くしています。順番は青、白、赤、緑、黄色でそれぞれ天、風、火、水、地を表しています。
下の写真…スワヤンブナート寺院の見学は終わり、次は美の都パタンに移動です。移動の途中に橋の右端の信号で止まった時、バスの屋根の上に人が乗っているのを見ました。列車の上はよくテレビで見かけますが、バスの上は余り見かけません。バスの屋根がいくらか撓んで見えるのですがどうでしょうか? でもバスの後ろに屋根に上る梯子がちゃんとあります。どうも当たり前の風景のようです。
下の写真…橋を過ぎ街中を走っています。前を軽っぽい車が客を乗せて走っています。
下の写真…よく見るとこういう三輪車です。アジアではよく見かける車です。タイではトゥクトゥクと言います。昭和40~50年ころ日本で活躍した大村崑ちゃんのダイハツミゼットと同じです。舵を切る前輪が1輪と2輪では技術の難しさとコストが違います。バイクと同じ形で出来る3輪車は簡単に出来るのでしょう。基本的にバイクの後輪を2輪にして、屋根と壁、床を作ればよいだけですから。ただ2輪の後輪は、内輪差を吸収するデフギアが必要で、付いているようです。
2017年9月1日 記 カメラ SONY SX60HS
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