ベトナム ハノイ&ハロン湾旅行2 の続きです。
下の写真…これが近寄った時の島の絶壁です。草木も疎らにしか生えていません。そしてほぼ90度の絶壁。岩壁専門のクライマーでも難しいのではないでしょうか。多分誰も上陸したことのない島もたくさんあると思います。
下の写真…更に水面の上は深くえぐれています。これは石灰岩が海水に溶けてこうなったのでしょう。近づけば船は岩にぶつかります。そして登り始めはこのえぐれたところを通過しなくてはなりません。もし特殊な人が昇れたとしても、大多数の人は無理です。ということで島はたくさんありますが、ほとんど上陸不可で、尚且つ平地もないので無人島が多いわけです。
下の写真…しばらく行くと船が集まって停泊しています。この船エメラルド号も停泊しました。そしたら後ろにつないでいた船に乗って洞窟探検に出かけるとの事でした。やっと小舟を引いていたわけが分かりました
下の写真…小舟に乗ってさあ出発です。初めて島に上陸できるということで皆さん張り切っています。
下の写真…他にも多くの船が停泊しています。
下の写真…この船は赤のラインがとても洒落ていますね。でも、この帆はエリマキトカゲのような気がします。ない方がカッコいいかも?
下の写真…画面左の奥まった岩壁に、目の様な楕円の穴が開いているのがわかるでしょうか。そこが目的地の「スンソット洞窟」です。
下の写真…スンソット洞窟にだいぶ近づいてきました。この中は鍾乳洞になっているそうです。考えてみれば、このハロン湾は石灰岩で出来ています。石灰岩は長い間に水に溶け、鍾乳洞をつくります。若い頃、飛騨にある鍾乳洞に入ったことがありました。独特の景観でビックリした事を覚えています。ここはどんな感じの鍾乳洞でしょうか。
下の写真…内部の照明はカラフルです。でもこの下っていく所が紫色で何やらお化け屋敷に入っていくような雰囲気になっています。実際はこの写真より暗いです。
下の写真…ここは鍾乳洞に普通ある鍾乳石と違って、おっぱい状になっています。どうしたらこうなるのか不思議です。地球にもおっぱいがあったんですね。皆さんはオーという感じで見上げていました。なんかここでは和んでしまいましたね。
下の写真…これは石筍(せきじゅん)といい、地面から上に伸びていきます。上から落ちてくる炭酸カルシウム溶液が、落ちた下で結晶してだんだん上に成長したものです。反対に上から垂れて下に伸びてくるのは鍾乳石といいます。
下の写真…こちらが鍾乳石です。上から下に垂れているのが分かると思います。
下の写真…それではこれは何でしょう。一部に鍾乳石がありますが、大部分は上と下とくっついています。これを石柱といいます。そしてこの石柱の神殿の中に王子様とお姫様がいます。どこにいるか分かりますか? そうです。右上にいますね。自然の造形は偶然にしても驚かされます。
下の写真…1時間ぐらいかかって出口の近くに出てきました。岩の割れ目から外の明るい風景が、新鮮に目に飛び込んできます。
次回に続きます。
2017年9月27日 記 カメラ 富士F FinePix F50fd, CANON PowerShot S5 IS
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