ベトナム ハノイ&ハロン湾旅行6

ベトナム ハノイ&ハロン湾旅行5 の続きです。いよいよハロン湾の核心部に入っていきます。

下の写真…後ろを振り返って見ると、逆光に船の航跡が波紋を描いて煌めいていました。そして黒い島影がそれを引き立たせています。

下の写真…船のデッキでは、昨日より天気がいいので皆が出てきて賑わっています。でも、昨夜は雨が降ったためか、手すりは水滴が付着していました。

下の写真5枚…ハロン湾独特の風景をお楽しみください。独特な形をした小島(小山と言った方がいいのかな?)と水をたっぷりたたえた静かな海のコラボレーションです。このハロン湾の海は島がたくさんあるためか、波が消されて静かな海面です。それが又ここの独特な雰囲気を醸し出す要因になっていると思います。

下の写真…水上家屋の集落が突如として現れました。島に囲まれた静かな湾にありました。拡大して見ましたが、電気がある気配はありません。子供たちもみえますが、学校に行っている気配はありません。飲み水はどうなっているのかな? 周りの島に水があれば楽なのですが。一番の心配はこういった海に点在する水上部落の子供達の教育は如何なっているかです。

下の写真…典型的なハロン湾の風景です。

下の写真…たぶん漁師さん一家の小舟です。お母さんが櫂を漕いでいます。真ん中のお父さんが一番右端の息子に漁の仕方を教えているところではないでしょうか。学校に行けなくても実践的な教育です。

しかしやはり色々な教育は必要だと思います。江戸時代のように、生まれた家の職業で一生が決まってしまう。それでは人類として非常にもったいない話です。その子にどういう芽が出るか分かりませんので幅広く基礎知識は教えた方が良いかと思います。

下の写真…ハロン湾を背景に観光船と漁船がすれ違いました。人々の人生の一場面というような感じがしました。四次元の同一ポイントでも決して触れ合えない無常さを感じます。それにしても墨絵の雰囲気の世界です。

下の写真…これも一服の墨絵です。掛け軸にどうでしょうか。島の配置と濃さにリズム感が感じられるように思います。

下の写真…自分の撮った写真の中で、自分が傑作と思える数枚の写真のうちの一枚です。(自画自賛ですので気にしないで下さい)悠久の世界を思わせるような墨絵のハロン湾が背景です。そして墨の薄い奥が記憶の彼方の昔を想起し、段々墨が濃く今に近づいてきます。一番手前は今を象徴するモーターボートが湾を横切っていきます。その今も航跡が象徴するように過ぎ去っていきます。時の流れを一枚で表した写真のような気がします。

と感傷に浸っているうちに突如、海底の泥を揚げていると思われる船に遭遇です(下の写真)。湾の中にも浅い所があり、船の航行に邪魔にならないようにしているのでしょうか。

下の写真…湾の向こうに微かに街並みが見えてきました。どうもクルーズの終わりの時が近づいたようです。

2017年10月4日 記  カメラ CANON PowerShot S5 IS

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。