自然植物園の花と山頂眺望

昨日4月25日は天気が良く、経ヶ岳山麓の自然植物園に散歩に出掛けました。麓の870m付近からスタートし、植物園の山頂1110mを目指します。温かい日差しの中、春の山野草の花を探しながらゆっくりと登って行きます。林道の一部の場所では道一杯にムラサキサギゴケの葉が開いていましたが、可憐な紫の花はまだでした。植物園に着くまでは谷沿いの少し暗い道ですので咲いている花は有りませんでした。さて、高さ1000mの植物園に到着しました。

下の写真… ここから上は明るい林になり、早速華やかな花のお出迎えです。この紫の花はミツバツツジです。家の庭にあるミツバツツジは日当たりが良いためたくさんの花が目一杯咲きます。しかし山にあるツツジは枝の先端にのみ花を付け、それが空中に漂う花のように見えます。空間を感じさせる紫の空中華で、この様子は私は大好きです。

下の写真… まだ桜が咲いています。八重桜です。まだ灌木の高さと同じぐらいですが、もう少し樹が大きくなれば素晴らしい眺めとなるでしょうね。

下の写真… フデリンドウの小さな花が静かに咲いていました。

下の写真… その近くにはスミレもあちこち咲いています。暖かい陽に当たって喜んでいるようですね。

下の写真… ヘビイチゴの黄色い花もたくさん咲いています。

下の写真… 写真を撮りながらゆっくりと上り、山麓から約小一時間で山頂1110mに到着です。東屋でコーヒーを飲み、写真左の切株に腰を掛けて伊那谷の風景を眺めます。

下の写真… これが山頂からの全景です。手前の伊那谷と背後の南アルプスです。南アルプスの山は一つを除いてすべてが見えます。折角ですからこの風景に山の名前などを入れて見ます。→もう一つ下の写真へ。

下の写真… この様な説明を入れると、風景がハッキリ見えてきます。3000m級の山は8座見えますが、山好きの皆さんはお分りになると思います。ところで見えない山が一つあります。日本第2の高峰の北岳です。それがちょっと残念なのですが、仙丈ケ岳の陰に隠れています。

下の写真… 最後に東屋の横にある楓の木間から塩見岳を覗いてみました。今は出たばかりの若葉の楓ですが、秋には紅葉の写真が撮れることでしょう。

2022年4月26日 記  カメラ SONY  RX100M6

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。