2013年4月にボルネオ島に行って来ました。その時、運よく世界最大の花ラフレシアを見る事が出来ました。
下の写真ーボルネオ島は南シナ海の南端、フィリピンの左下にあります。面積は日本の本州の約3.4倍で、島の中では世界で第3位です。ちなみに日本の本州の面積は第7位、北海道は21位です。そして下の写真はボルネオで一番高いキナバル山4095mです。その山麓に自然見学に行って来ました。
下の写真ージャングルの様子です。日本の森より鬱蒼として、木の高さも高く、70~80m位の高さの木もあるそうです。
下の写真2枚ーラフレシアがよく見られるという場所に行きましたが、今は咲いているのはないという事でした。ラフレシアの花の寿命は咲いて3~5日くらいで、見られたら幸運という事らしいです。そこでガイドさんが探してくれて、ある農家の山林に咲いているという事が分かりそこに急行です。竹林の横の斜面に咲いていました。囲いがあるので近づけませんが、約70~80cmの大きさと思われます。
花の付け根はどうなっているのでしょうね。また葉っぱがありませんが、別の時期に葉っぱだけ出ているのでしょうか。また種子はどのような形、大きさなのでしょう。謎はいっぱいです。調べたら日本のハマウツボやナンバンギセルの様にラフレシアは寄生植物という事です。だから葉っぱは有りません。花を作る栄養を寄生されている植物が盗み取られていることになります。寄生されている植物はそのことを知っているのでしょうか。それとも見返りがあるのでしょうか。人間社会にも似たような事があるように思われます。植物も人間も考える事は同じなのですね。しかも寄生していながら世界一の花を咲かせるのはちょっとという気がします。
2018年10月26日 記 カメラ CANON SX260HS , Kiss 3
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