ヒマラヤの鳥5 の続きです。
電線に綺麗な鳥が止まっていました。ヒマラヤでも電線のある所は鳥がよく止まっています。このかわいい鳥の名前は「アカハラコノハドリ」です。「コノハドリ」に関しては「タイの緑色の鳥7」でご紹介したように、全身が緑色で木の葉のようにして姿をくらましています。この「アカハラコノハドリ」は名前のように腹部が赤っぽい色になっています。多分、秋の紅葉時期は逆さに止まって紅葉と同じ色で姿をくらましているのでしょう………という冗談を言ってはいけませんね。ちょっと調子に乗り過ぎてしまいました。
下の写真2枚…木の枝の間に何やら大きい鳥が潜んでいました。この鳥の名前は「オオルリチョウ」です。大きさは33cmと大きいです。名前程瑠璃色が濃くないのですが、光の加減によって瑠璃色が濃く出るようです。「ホシガラス」のような白い斑点も薄いですがあります。ちなみに「ホシガラス」は「権現山登山2」の12枚目の写真に載っています。なお「オオルリチョウ」は「オオルリ」とは違います。「オオルリ」は大きさは16cmと小さく、背は瑠璃色、お腹は白色をしています。
この態勢ではエサを探しているのではありませんね。敵の襲撃も避ける事の可能な枝に守られて、ホッと一息の休憩ではないでしょうか。
下の写真…悔しかったこの一枚の写真です。きれいで尾が長い珍しい鳥です。鳥の名前は「サンジャク」です。ガイドさんが鳥がいると教えてくれてすぐ撮った写真です。でもご覧のように葉っぱが邪魔して頭の方が見えません。撮る位置をすぐ移動して鳥の全体が写真に入る様にしようとした矢先に、森の奥へ飛んで消えてしまいました。素晴らしい写真が撮れるところを逃してしまいました。自然相手は思う様に行きませんね。
2018年8月16日 記 カメラ CANON SX60HS
前の鳥の記事 ヒマラヤの鳥5
次の鳥の記事 ヒマラヤの鳥7
コメントを残す