小秀山 登山 2

小秀山 登山 1 の続きです。頂上に着いたとたん目に入るのは御嶽山です。間近に大きくはっきりと見えました。心の中は言葉にならない感動の叫び声でいっぱいです。それから「ア、写真を忘れていた。」と我に返って写真を撮りだし始めました。

下の写真…普段は見かけない火口側の御嶽山です。少しアップで撮りました。

下の写真…更にアップです。噴煙の右側の一番高い所が剣が峰になります。

下の写真…まだ望遠の余力があるようで更に火口付近をドアップで撮りました。この火口を地獄谷と言い、2014年の噴火の時はここから真っ黒な噴煙と噴石が上がって山頂付近の登山者を襲ったのです。改めてご冥福をお祈りいたします。写真右の頂上に神社と山小屋が写っています。

下の写真…小秀山は360度の展望があるため、鳥瞰図が御嶽山の右(東側)と左(西側)に分かれています。これは右側の山を説明しています。

下の写真…東にある山で最も存在感のある山は中央アルプスです。伊那谷から見たのとは反対側の風景になります。

下の写真…アップの写真です。中央ちょっと左の尖った山が宝剣岳です。その左が中岳、そして木曽駒ケ岳、将棋頭山と続きます。木曽谷から一気に3000m近くまで山が聳えているのが凄いですね。

下の写真…こちらは中央アルプス南側の山です。左の雲の横にある山が空木岳で、右は南駒ケ岳になります。南駒ケ岳は登山道が少なく静かな山ですが、展望が素晴らしいのでもう少しポピュラーになればと思います。直接登る登山道は木曽の伊奈川ダムから登るルートがあります。

下の写真…南アルプスも一部見えます。左が荒川岳、右が赤石岳です。他の山は中央アルプスの陰になって見えません。この写真にはありませんが、他に八ヶ岳がわずかに見えます。

下の写真…御嶽山の左に見える山の鳥瞰図です。

下の写真…北アルプスの一部が見えます。大部分は御嶽山の陰になって見えません。右の離れたとんがり帽子の山は笠ヶ岳2898mです。そして中央の雪深い山は黒部五郎岳2924m、そしてその奥に薬師岳2926mが見えます。

下の写真…更に西に目を向けると岐阜、富山の県境にある白山2702mが見えます。

下の写真…御嶽山の写真ではこの写真が一番好きです。長い裾野と浮かぶ雲が噴煙のように見え、雄大な火山という雰囲気が出ていると思います。1時間ほど頂上にいたのでこの姿をバックにして下山です。

下の写真…下りは登りより余裕があるためか、登りで気づかなかった花が目に入りました。「イワカガミ」です。ピンクの花と光沢のある葉が特徴です。こういった花に出会うと、その瞬間は疲れも忘れてホッとします。

下の写真…ピンクついでにもう一度シャクナゲの写真です。このシャクナゲは山頂でなく200m位下った林の中で咲いていました。この濃いピンクも日が経つと薄くなっていきます。

下の写真…王滝川にある自然湖です。1984年の長野県西部地震M6.8で御嶽山の8合目から山崩れがおきて、土砂が王滝川まで流れてきて川をせき止めてできた湖です。大正池の雰囲気に似ていますね。

2017年7月2日 記  カメラ RX10 Ⅲ

次の記事 坊主岳登山1

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。