幻の富士山(西伊豆の旅)5

幻の富士山(西伊豆の旅)4 の続きです。伊豆半島北端の大瀬崎に到着です。この図の上の対岸は沼津になります。

下の写真…大瀬崎の観光案内版です。岬の真ん中に大瀬神社があり、その先はビャクシンの森と神池があります。狭い岬でどうなっているのか見るために、ここへ行くことにしました。

下の写真…大瀬崎の写真です。案内板では富士山が見えていますが、今はもう幻の富士山も消えてしまいました。

下の写真…大瀬神社です。小さいけれど立派な作りです。赤い布は漁師の奉納した赤ふんどしだそうです。たぶん漁の安全を願っての風習ではないでしょうか。なおこの神社は684年創建で、津波や台風で何度か壊れ、この建物は昭和14年に再建したものだそうです。

下の写真…屋根下の彫り物はとても素晴らしいです。真ん中の薙刀を持って宙を舞う少年は牛若丸。その横に2人の天狗、鞍馬天狗かな?そして左の鳥はカラス天狗でしょうか。どういう由来でどういう人が彫ったのでしょうか。

下の写真…この神社より先の岬は、すべて神社の境内になります。拝観料100円を払って静かな森の中に入っていきます。神池です。海抜1mで周りはすぐ海に囲まれているのに淡水です。富士山の湧水という話もありますが、神池のため調査はされておらず、深さも判っていないそうです。

下の写真…鯉のエサの販売機もありましたが、中止中でエサはあげれませんでしたが、たくさんの鯉が人気を察して集まってきました。ほとんどは黒い鯉でしたが、1匹だけ赤い鯉で大きさも倍近くありました。悠々と泳いでいてカメラを構える余裕がありました。鯉の頭の黒いものは目ではありません。黒い斑点かこぶのようなものと思います。神様の使者なのかな?

下の写真…この付近の木は「ビャクシン」というヒノキの仲間です。その中でもこの木が一番大きく、周囲7m、推定樹齢1500年との事です。その間の津波や台風にも耐えてきた凄い木ですね。

下の写真…この岬の先端付近の遊歩道の写真です。左は10mくらいで海になります。道の両側には独特の樹勢の「ビャクシン」があり、なんか古代を歩いているような気になりました。この岬の神池、ご神木を含め先端付近はなにかパワースポット的な異次元の雰囲気を感じました。

2017年5月27日 記   カメラ SONY RX10Ⅲ

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。