幻の富士山(西伊豆の旅)6

幻の富士山(西伊豆の旅)5 の続きです。海岸沿いは北の端まで来たので終わりにし、戸田に戻って伊豆山中に向かいます。

下の写真…この観光マップは上が西で、右が北ですので勘違いしないようにしてください。出来れば地図は上が北向きになるよう統一した方が旅行者にとって分かり易いのですが。しかし地図自体は非常にきれいで分かり易いです。

戸田から東にある修善寺に向かって急こう配の山道を上がっていきます。約735mの戸田峠に到着です。峠といっても茶屋など何もありません。

下の写真…駐車場に車を止め1㎞北の「金冠山」816mにハイキングです。天候は曇りなれども心は無風です。上に小さく見える電波塔が山頂です。山は新緑の緑が混ざって綺麗です。行く途中はウグイスがあちこちで鳴いていて、こんなにたくさんの鳴き声を聞いたのは初めてでした。

下の写真…ウグイスを写真に撮ろうと、ウグイスの鳴き声を追いかけていたので40分位かかりましたが、頂上です。ウグイスの写真は、近づけば「ケキョ、ケキョ」と鳴きながら遠くに行ってしまい、撮れませんでした。

下の写真…北の方角の景色です。海は駿河湾の最奥の場所で、沼津と伊豆に挟まれた部分です。画面中央の島は淡島です。その奥左側の山は鷲頭山や徳倉山でしょうか。もしこれらの山に登ったら、富士山の眺めは抜群と思われます。でも頂上に木があったら見えませんが、どうでしょうか。

下の写真…この景色は西北方面、駿河湾の向こうは蒲原の方角です。穏やかな山の峰の笹薮の中をトレッキングルートがあるのがわかります。時間があり富士山が見えるなら歩いてみたいルートです。

下の写真…真西方向の写真です。戸田港が良く見えます。街並みは木の陰で見えません。

下の写真…とうとう「ウグイス」の姿を撮らえる事が出来ました。ここは頂上のためウグイスもこれ以上、上には行けません。私が頂上で静かに座っていたら、ウグイスは頂上直下の木のてっぺんに止まって鳴きだしました。「ホーホケキョ!」

近くですので鳴く時、嘴が開くのが見えます。それを狙って撮りました。3枚くらい撮ると鳴き声が「ホーホケキョ?」になり、「ケキョ、ケキョ」と向こうに行ってしまいました。

「幻の富士山」と「ウグイス」の写真が撮れたので意気揚々と旅館に帰還です。温泉に早速入り、夕飯の時が楽しみでした。

下の写真…今日は昨日と違う献立です。今日も深海魚料理が入っています。特に深海ガニのタカアシガニの足の茹でたものが出てきました。味は食べなれているカニよりトロッとした食感で良い味でした。

下の写真…食事が進んでいくと、それを見ながら焼きたての魚やマグロを炙った握り寿司が出てきてとても美味しかったです。最初に料理全てが並べられていれば一見豪華に見えますが、冷たくなっていてちょっと味気無さを感じます。しかし魚庵ささ家さんのように期を見て作りたての温かい料理が出てくるのはおもてなしとしては最高ですね。

次回は幻の富士山(西伊豆の旅)の最終回になります。

2017年5月29日 記  カメラ SONY RX10Ⅲ

 

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。