幻の富士山(西伊豆の旅)2

幻の富士山(西伊豆の旅)1 の続きです。フェリーが大きく迫ってきました。私はこの写真のように船の正面の姿が好きです。船は普通は横から見る機会が多いのですが、正面を見る機会は意外とありません。正面写真のほうが船の存在感があるような気がしませんか。

下の写真…車を船内に入れて、後部甲板に上がりました。タイで乗ったチャン島行のフェリーよりやはり大きいです。写真の奥にはたこ焼き売り場がありました。お腹いっぱいで買いませんでしたが。また写真の左端を見てください。「県道223(号線)清水港土肥線」と表示があります。223はフジサンと読むようです。マー、県道というより海道ですが、中々洒落ていますね。

下の写真…お馴染みの汽笛が「ボーー」と鳴り、船体をブルブルとふるわせてエンジンが勢いよく回りだします。スクリューの泡がブワーと岸壁をたたきつけ、海面を白く変えて船はゆっくりと進み始めます。この瞬間も大好きな一時です。ワクワク感とある一種の不安感があります。人生の中である決断をして動き出す船出と同じでしょうか。

下の写真…船は行く行く煙は出ない。清水港が遠ざかっていきます。左端の黒っぽく見えるのは三保の松原の北端の松林です。

下の写真…約1時間後、土肥港に到着です。地獄の?? ま、間違えた、フェリーの扉が開いていきます。

下の写真…土肥から北へ16㎞先の戸田に向かいます。そこで土肥港から直ぐの所に海岸沿いの展望台があり、ちょっと休憩です。この写真は南を見たものです。写真右側に今乗ってきたフェリーが停泊していました。左端の建物は土肥のホテル群です。

下の写真…この写真は北側をみたものです。西伊豆の海岸は90%は絶壁です。よって大きな海水浴場は有りません。小さな入り江に町が発達し、いくらか泳げるところがあるくらいです。この展望台も絶壁の上で高さ50mくらいはあります。

下の写真…その絶壁の下をトビがゆっくり飛んでいます。1羽だけでなく4~5羽はいました。餌の魚が豊富だという事でしょう。

下の写真…海岸の岩場には海藻がいっぱい生えていました。多分土産屋さんで売っている佃煮の岩ノリではないでしょうか。採取して生で食べて見たかったのですが、絶壁を降りるのはかなり難儀しそうなので諦めました。

次回に続きます。

2017年5月21日 記  カメラ SONY  RX10Ⅲ

 

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。