タイの市場の続きです。食料市場の中に花屋さんがありました。手前に置いてあるバケツに入った赤い花はバラです。使い道は?そうです、加藤登紀子さんの歌った「百万本のバラ」なのです。恋人に渡すためにバラを買いに来ます。花の中でバラは結構高い値段のようで、百万本は買えません。でももらった人はその思いが分かって嬉しいのでしょうか。それとも困っちゃうのかな?「どう断ろうかしら?」
その右の白い花と奥の黄色い花は菊です。右端の洗面器に入った紫の花とその左横の白い花はランです。真ん中の横棒に刺してある花輪は本物の花で作ってあります。日常では使っている所を見ませんので、何らかの行事か仏様にあげているかも知れません。
ついでに写真の左端で茶髪の女性がみかんを買っています。みかんは中国からの輸入です。味は薄いです。タイ人が日本のみかんを食べると美味しくてびっくりします。この写真では中国産を1㎏40B(1B=3円)で売っています。
さて下の写真はイチゴ屋さんです。昔はこんなにたくさん売ってなかったのですが、需要が増えたせいでしょうか。それでもカップ一杯20B~50Bで、他の果物よりはるかに高い値段です。味は日本のイチゴを考えてはいけません。未熟なイチゴのように甘さはほとんどありません。私も1回買ったきり二度と買いませんでした。
次はエビ屋さんです。画面左のガスコンロで焼いています。1パック8匹くらいでしょうか。パックの端にビニール袋に入ったタレが付いています。多分甘辛いタレだと思います。タイではエビは安く普通の食材です。その需要を満たすため、タイはエビの養殖を海のないところでもやっています。早い話、田んぼに水を入れ塩をまいているのです。そのため塩害が出て問題にもなっているようです。
下の写真は牛の臓物を売っています。何だか分かりますか?黒いざらざらした臓物がありますが通称「センマイ」です。牛さんの3番目の胃になります。あと、第2胃の「ハチノス」や大腸の「シマチョウ」などがあるように見えます。その他も色々ありますが何だか分かりません。どういう料理に使うのでしょうかねー?。タイでホルモンをメインに使った料理を食べた記憶はありません。でも知らないうちに食べていたかもしれませんね。
コメントを残す