今まで鳥の写真をご紹介しましたが、どんな場所なのか説明していきたいと思います。鳥の生息する背景を知ればより分かり易くなると思います。
この写真が鳥の写真を撮ったポムヨーティーというゴルフ場です。タイの首都バンコクより東北東、約200kmのところにあります。上の写真で後ろに山が見えますが、世界自然遺産のカオヤイ国立公園の南端になります。つまり熱帯の原生林にゴルフ場は接しているわけです。そこにゴルフ場ですので広い原っぱや大きな池があり、鳥にとっては天国みたいな場所で、山からいろいろな鳥が集まってくるのではと思います。
カオヤイ国立公園は高いところでは1000m以上の尾根が続いています。鳥はもちろんですが、象、トラも生息しています。象はカオヤイ国立公園の中を通る道路に出てきて、時にはそこを通る車を襲撃して車がポンコツになることもありました。トラは少なくなって見かけることはほとんどないようです(見かけたら危ないことになりますが)。昔は民家にもトラが出て家人を食べてしまったそうです。そのお父さんが怒ってトラ退治に出かけたそうですが、そのお父さんも返り討ちに会って食べられてしまったという事です。
下の一枚目の写真は、ゴルフ場の中の風景です。4ホール目でパー4、ドッグレッグのコースです。判り難いのですが曲がり角に池があり、ハスの花が綺麗に咲いています。ボールはよく落としましたが。前の組は3~4人で、私は1人で回っていますので待つ時間があります。そこでキャディーさんにも協力してもらって、周りの木々や林の中に鳥がいないか探していました。この写真の左側はもう原生林になります。そしてこの左側の木にリスがたまに出てきます。その写真はいつかお見せする予定です。
下の二枚目の写真はこのカオヤイ国立公園を向こうに超えたところにあるゴルフ場です。朝7時頃です。芝はまだ露を含んでいて、前の1組目のカートの跡がくっきり残っています。ここは泊りで何回か行きました。昔は行く人がすくなく、プレー費と宿泊込みで約1万円位だったと思います。コースは山の自然の中で気持ちよく(スコアは別にして)楽しめるコースでした。
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