下の写真… 梅雨の晴れ間にはいろんな昆虫が出て来ます。庭にはミスジチョウの仲間のホシミスジがよく舞っています。7月初めのある日、山椒の葉っぱの裏側に止まっているホシミスジを見つけました。何で裏側なのか分かりません。隠れているつもりなのでしょうか。
下の写真… するともう一匹のホシミスジがそこへ飛んできました。隠れていても仲間がいると分かるのですね。
下の写真… 裏側の蝶の真上に来ました。
下の写真… すると上のホシミスジは同じように翅を広げ、上下対称の形になるではありませんか。暫く二匹ともジッとしていました。でも密かに会話していたのかもしれません。
「ねえ、僕と付き合ってください。」
「私、まだ一人でいたいの。誰か別の人探して。」
「そんな事言わないで。お願い。」
下の写真… 今度はジッとしていた下の蝶が動きを起こしました。
「御免なさいね。私、行くわ。さようなら。」
そして下の蝶は飛び去り、上の蝶は暫くジッとしていました。失恋の痛手で動けなかったのでしょうか。自然界も中々厳しいものがあります。
上の会話は私の想像ですが、動植物の気持ちが分かる様になれば楽しくなりますね。 え?、人間だけでも煩わしいのに、そんなところまで首を突っ込みたくない。そうですね、想像だけの方が良いかもしれませんね。
2021年7月22日 記 カメラ SONY RX10Ⅳ
前の昆虫の記事 薄く透けるウスバシロチョウ
次の昆虫の記事 コガタスズメバチの巣作り
コメントを残す