今日は久しぶりにタイの鳥についての記事にしましょう。1か月にわたって登山の記事を連載してきましたが、同じテーマだけだと飽きてしまうでしょうから目先を変えてみました。
以前の記事「ヤツガシラ」で、最後に載せた籠の鳥「コウラウン」(紅羅雲)についての話です。合わせてお読みください。姿良し、声良しでどうしても籠の鳥になる運命の鳥です。タイだけでなく中国やベトナムでも籠の鳥になっているようです。黒、赤、白の配色の良さと頭のトサカのカッコ良さは素晴らしいですね。
下の写真…これは籠の鳥ではありませんね。この場所は以前「黄色の鳥 2」でご紹介したカオヤイ国立公園にあるムチマヤホテルの中の一角です。ホテル内の敷地を散策していた時、ちょっとした竹藪に何か鳥が飛んで来て止まりました。慌てて1枚撮ったらもうどこかへ飛んで行ってしまいました。
下の写真…2015年4月、例のゴルフ場で9ホール目で鳥の姿が目に入りました。ボールを追うのはキャディーさんに任せて、私の目線はいつも木の上に行っています。見慣れない鳥でこれも慌てて1枚撮りましたが、2枚目はすでに鳥はどこかへ行ってしまいダメでした。忙しそうな鳥ですね。いずれにしてもこの鳥は5年に2度だけの遭遇でした。
2枚の写真とも目の下の頬は赤くなっていませんが、若鳥の時は赤くないようです。この鳥を見る機会が少ないのは、籠の鳥にするために捕まえてしまうためか、元々少ないために希少価値を求めて籠の鳥にしてしまうのかどちらかは分かりません。
動物園もそうですが、鳥さんの立場になれば牢獄に入ったのと同じです。鳥が好きなら鳥が生息する自然界を守ることではないかと思います。昆虫も農薬で減っていけば、鳥も減っていきます。自然界は複雑な絡み合いとバランスを保っていますので、人為的にあまり崩さないようにすることが大切かと思います。
2017年7月5日 記 p220 カメラ CANON SX60HS
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