カンボジア アンコールトム 1

さあーいよいよカンボジア訪問の投稿です。以前からカンボジアにあるアンコールワットとはどんな所だろう?と思っていました。ジャングルの中にある遺跡?世界遺産?見てみたいと思いますよね。それが夢だと思っていたのが、急に実現してしまったのです。

2007年ですがこの年の4月、タイのソンクランの休みで、タイ以外の初めての海外旅行にネパールに行きました。(参照「ネパールの観光都市ポカラ」「ポカラの電動グライダー」)これで味を占め、10月に3連休がありましたので、皆でもう一度国外に行こうとなって、カンボジアのアンコールワットに急遽決まったのでした。

下の写真2枚はカンボジアのシェムリアップ国際空港です。飛行機の後ろの出口から撮った写真です。

空港のターミナルはお寺風の建物で趣は有りますが、規模は小さいです。

目的地アンコール遺跡群に行く途中の道の様子です。まず最初に行くところはアンコールトムです。道は田舎の狭い道路ですが、舗装はしてあります。タイとの大きな違いは大木です。直径1m以上ある木がたくさん生えています。高さも20m以上あると思います。多分、国の管理が行き届いているためではないかと思います。

タイでは大木はほとんど見かけません。タイでも昔はカンボジアと同じように大木がたくさんあったと聞いています。しかし金になるため平野部にある木はほとんど切られてしまったようです。タイのカオヤイ国立公園でも、切られないように山の木を管理していたのですが、道路沿いの木は全部「カモーイ」(タイ語で泥棒の事)にあったとの事です。

さあー、アンコールトムの入口の南大門です。アンコールとは都市とか王都という意味で、トムは大きいということだそうです。その大きさは1辺3㎞の正方形の都市です。その周りを幅100mくらいの堀が囲んでいます。そして下の写真がその堀をわたる道路です。奥に入口の門が見えます。

道路の両側は石の像が並んで町を守っています。右側は阿修羅像で、左は神々の像ということです。

下の写真はその神々の像の一つです。この写真は神の像が「今」を表現し、堀の奥の霞んでいる所が「過去」を表して、時空間を超えたものを表現しているような気がしています。ところで過去とは12世紀のクメール王朝(9~15世紀)の時代です。この神の像は懐かしいその頃の時代を思い浮かべて、微笑んでいるように見えますね。

下は入口の門です。入口の幅は広くありません。象1頭が通れるくらいの広さです。たぶん敵の攻撃を防ぐためだと思われます。両側は石の象が守り、上は観世音菩薩像が四方を見渡しています。

この続きは明日になります。

2017年2月26日 記

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。