更に市場を見ていきましょう。こちらは貝を売っています。通称「ミニアカガイ」です。日本の赤貝とは違います。味はあまり期待しないほうが良いかと思います。1㎏だいたい80Bくらいです。(1B=3円) 色々なタイ料理の食材に使われます。料理名が~~タレーとついてる料理にはだいたい入っています。海から運んできますが、冷蔵設備はありません。死んだ貝も混入している可能性がありますがしかたありません。逆にそういうアバウトなところがタイらしいところで、誰も目くじら立てて怒りません。
他によく食べる貝は「タイアサリ」というアサリに似た貝です。殻は日本の物より薄いです。味はまあそこそこですね。こちらは蒸したり焼いたりの料理があります。それだけ「ミニアカガイ」より美味しいということでしょう。
ついでに言うと牡蠣もあります。この料理は普通は焼き牡蠣ですが生で食べるメニューもあります。これを食べる人もいますが、ロシアンルーレットみたいなものです。熱帯の細菌は強烈です。さすがのタイ人も当たって会社を休むこともありました。日本人は極力やめたほうがよいでしょう。
下の写真は鶏肉を売っています。1羽丸ごと買ってもよし、手羽とモモに切り分けてもくれます。手前のバットには切り分けた首から胸、尻尾の部位があります。これは安く買えます。スープの味出しにいいでしょう。
下の写真は「ルークチン」というものを売っています。これは魚のすり身を団子にして串に刺したものです。注文すると熱い油の中で1分位温めて出してくれます。子供たちは学校から帰ってくるとおやつ代わりにこれを買って食べています。1本10~20Bくらいです。意外と美味しくビールのおつまみにしてよく食べました。近所の奥さんが団地の入口でリヤカーの上で商いしていた関係でよく買わされました。タダシ、コワーイ話があるんですよ。この「ルークチン」はガラスの展示箱に入って(冷蔵なし)タイの暑さの中ほおっておかれるわけです。それでも腐りません。どうも強烈な防腐剤が入っていると思われます。美味しくても食べ過ぎると危ないかも?
下の写真はトウモロコシ屋さんです。暖かいお湯の中で保存しています。写真より見ると1パック13Bで、2パック25Bのようですが、大バーゲンで1パック10Bになったようです。1パックは2~3本です。昔は硬くて紫の粒が混じったものが多かったのですが、今はご覧のようにスイートコーンですね。
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