マーク島旅行1

2012年4月にタイ湾にあるマーク島に行って来ました。下の地図で分かる様に、大きなチャン島とクート島に挟まれた小さな島です。クート島はタイの東側では最も遠く離れた島で、いまだにタイの秘境です。チャン島は十数年前までは秘境でしたが、今は主な海岸はホテルなどでだいぶ埋め尽くされています。このマーク島はまだまだ秘境で宿泊施設やレストランは数少ないです。

マーク島は北海道に似た形をしています。大きさは南北約6㎞、東西約7㎞のちっちゃな島です。そして下の写真で分かる様に大きな山がありません。おそらく全島標高10~20m以下くらいしかないと思われます。東北大地震波の津波が来れば逃げるところはなく、たぶん全島水没の憂き目に合いそうです。でもタイ付近では地震がほとんどないのが救いです。この海岸端にあるホテルが三連泊した「The Cinnamon Art Resort」です。位置は島の北東部分です。

下の写真…ホテルの管理棟です。

下の写真…海辺にはバーがあります。その手前に桟橋が見えます。

下の写真…管理棟のテラス部分です。右下にレストランがありますので、注文するとビールを配達してくれます。

下の写真…そのテラスからの海の眺めです。オオ~?という驚きの声が出てしまいました。桟橋の長~い事! タイの海岸では稀にこういう長い桟橋が存在します。この桟橋の長さは約450m位あります。一般的に1㎞歩くのに約15分ですので、この桟橋をブラブラと先端まで歩くと約10分はかかります。

下の写真…その桟橋の全容を収めたのがこの写真です。私が見た中で最も長い桟橋はチャン島の南端のバンバオに長さ約650mの桟橋がありました。しかもその半分くらいまで両側に、土産物屋やタイ料理の食堂がずらっと並んでいます。そこの散策は結構楽しかったですよ。いずれそこも紹介する予定です。でもこのクート島の桟橋は何もなく、ただひたすらに海の中へ伸びています。

下の写真…その桟橋の最先端から陸地を撮った写真です。山というものが全くないことが分かります。なお桟橋の最先端はT字型になっていて木製のテーブルと椅子も置かれています。海を見るとあまり深くないですね。遠浅なのでこういう桟橋を作ることが可能なのでしょう。日本では遠浅の海は少ないし、台風等で海が荒れるので作るのは難しいでしょう。その前に法律か何かで阻止されると思いますがどうでしょうか。

下の写真…と、桟橋をブラブラしていたら綺麗なお嬢さん方に出会いました。なんと日本語を話しているではありませんか。話しかけたら旅行に来た日本人でした。よくこんな辺鄙な所に来たものだと驚きました。(自分たちもそうなのに、おかしいですね。)

下の写真…次は客室であるコテージです。普通ならコテージをマス目状に配置するのでしょうが、ここは楕円形に配置しています。よって小道も楕円形で歩くとなぜかとても気が休まります。まっすぐだと歩くだけのただの道になってしまうのですが、曲がっているとなぜか歩くのが楽しくなります。左の中庭には白や紫のウコンの花が一面に咲いています。

下の写真…これがコテージです。部屋の中も中々いい雰囲気ですよ。

下の3枚の写真…前の庭に咲いている花です。最初の写真はウコンの花です。大変綺麗で、普段目にしないからその美しさに驚きます。ウコンは何種類かあり、春ウコン、秋ウコン、紫ウコン、薬ウコンなどがあります。秋ウコンは白い花で、その根茎がカレー粉になります。この紫の花は薬ウコンと思われますが、もしかしたら紫ウコンかもしれません。それにしても色々な所に行きましたが、ウコンが咲いている所は初めてです。しかも庭中に咲いています。

下の写真…次はブーゲンビリアです。普通は赤、赤紫の色が多いのですが、これは薄ピンク色です。私はこの色が一番風情があって好きです。

下の写真…これはハイビスカスです。普通の色は赤ですが、この花は白で中が赤色になっている比較的珍しい花です。

2018年8月20日 記  カメラ CANON  EOS Kiss X3

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ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。