チェンライ旅行3

チェンライ旅行2 の続きです。

宿泊したホテル The Inperial Golden Triangle Resort からのGolden Triangleの眺めです。メコン川が正面から右に流れていきます。左奥はミャンマー領土、右奥はラオス領土です。当然手前はタイ領土になります。すると画面中央のメコン川の川の中の中州は誰の物? あそこに上陸して焼き肉パーティーをやっていたらどうなるのでしょうかね? 三方から機関銃の弾が飛んできたりしてやばいかも。それとも三方から皆が来て、焼き肉を囲んでビールの国際交流が出来るのかな???

下の写真…中州のズームアッです。ここら辺の川幅は700~800mほどあります。メコン川もカンボジアのプノンペン付近まで行くと、川幅は広いところで5㎞近くあります。河口付近まで行くと川は3~4つに分裂して大きな三角州を形成しています。

下の写真…画面右はホテルの玄関付近です。左の駐車している車の向こうに道路があります。その道路はタイ北部のメコン川沿いを通っている1290号線です。メコン川対岸には何やら怪しげな建物があります。

下の写真…その建物付近をズームアップしました。金三角経済特区と表示があります。この建物がお土産屋さんやお寺ではないと思います。たぶんカジノかなと思います。裕福なタイ人はカンボジアの国境沿いにあるカジノに良く行っているらしいです。ラオスもそれと同じなのでしょうね。また写真で分かる様にメコン川に船が行き来していました。やはりメコン川は国境を超えた物流の幹線なのでしょう。この船は中国船で船名は嘉輝丸、タイ、ラオスの国旗も掲げていました。

下の写真…メコン川沿いにあるミャンマー領土のお寺です。雲間からの朝日を受けて河畔に浮かび上がっていました。それにしても大きな建物で、タイやラオスにミャンマーの国力を誇示する狙いがあるとみましたが、如何でしょうか。

下の写真…ホテル横の庭に鮮やかなオレンジの花が咲いていました。タイのオレンジ色の花2で紹介した「ハナモツヤクノキ」です。ややこしい意味不明の名前ですが、説明は以前の記事を参考にしてください。

下の写真…いよいよ最終日です。旅行の2泊3日なんか「あっ」という間です。帰りにチェンライに戻る前に、首長族の部落を訪問しました。これがその部落です。のどかで何故か馴染みがあるような、懐かしいような気がしました。家の前の畑にはバナナ、トウモロコシ、タロイモ等が栽培されています。画面下の池の周りはタイ料理の「パップンファイデーン」に使われる空芯菜が茎を伸ばしていました。

下の写真…首長族の学校です。でも窓が見当たりません。中の教室はかなり暗い感じです。それに驚くべきは屋根です。葉っぱで屋根を葺いています。バナナの葉か何か、大きな葉っぱで葺いています。こんな屋根は初めて見ました。が、彼らにとっては身近にあって合理的なんでしょうね。日本の茅葺と同じで、屋根からの太陽の熱さはほとんど遮られるでしょう。

下の写真…やっと出てきました。首長族の女性です。首が長いほど美しいのだとか。中国には纏足(てんそく)の様な理由がよく分からない風習がありますね。首を長くしたり、足を小さくしたり、される方はかわいそうです。ところでこの写真の女性は、首輪を21個もはめていました。首輪をはめているからいいものの、首輪を取っちゃったらどうなるのだろう? ちょっと心配になります。

下の写真…機織りをしていました。原始的な方法です。青色の管が見えます。これはタイ製の塩ビパイプです。日本の塩ビパイプは通常灰色ですが、タイでは青色で作っています。タイでは利用できるものは何でも使う、当たり前の事です。後ろの壁には(壁はありませんが)出来た布が掛けてありました。図柄は単純ですがきれいですね。因みにこの女性の首輪は14個でした。

これでチェンライ旅行記は終わりです。ご愛読ありがとうございました。

2018年4月8日 記  カメラ CANON PowerShot S5 IS

前のタイ国内旅行の記事 チェンライ旅行2

次のタイ国内旅行の記事 クート島旅行1

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。