ヒマラヤ ゴーキョトレッキング6-1

ヒマラヤ ゴーキョトレッキング5-2 の続きです。

下の写真…ナムチェ連泊は終わり、軽い頭痛も治りパルスオキシメーターの酸素濃度は89で問題なし。いよいよ上部に出発です。10月29日6時20分の空は快晴です。コンデ山も綺麗に見えます。

下の写真…今日は晴れだと喜んでいたら、24分後の6時46分にはもう雲が出てきました。ちょっと早すぎますね。日本の山は普通は大体10時頃までは晴れていること多いのですが。やはり山は見えている時が写真を撮るチャンスです。

下の写真…慌ててコンデ山のやや雲の薄い所をアップで撮りました。複雑怪奇な岩の山です。

下の写真…朝7時に朝食です。食パン2切れに卵焼きです。ジャガイモとマンゴージュース(コップ四分の一)がおまけに付いてきました。一番右はレモンティです。トレッキング中これが一番充実した朝食でした。トレッキング中は飴やチョコレートを良く食べていました。それでないと体力は持ちません。あと野菜が少ないのでビタミンCのサプリメントを毎日飲んでいました。

下の地図…赤い線が今日のトレッキング行程です。ナムチェ3440mを出発してキャンジュマ3550m、モンラ3970mを経てポルチェタンガ3680mまで歩きます。

下の写真…8時5分に出発しました。ナムチェ村に朝日が当たり、バックのコンデ山も見えてなかなか良い風景です。昨日の曇りの風景と大違いです。コンデ山に通じる画面左の崖の上には高級なコンデホテルが、画面左から外れた所にあります。

下の写真…昨日ダフェを探した場所にやってきました。石壁で区切った畑は放牧場なのかジャガイモ畑なのか分かりません。土がむき出しだったり、薄い草が生えたりしています。土がむき出しの場所はジャガイモを掘った跡ではないかと思います。後の山はタムセルク6618mです。東に位置するので午前中は逆光となりこのような写真になってしまいます。

下の写真…とうとうガイドさんが見つけました。ネパール国鳥のダフェです。右下にいるのが分かるでしょうか。メスです。50mくらい離れているので望遠を目いっぱいかけて、尚且つトリミングで拡大しています。残念ですが居るという確認だけの写真になってしまいました。きれいな羽のオスはいないかと、二人でそこら中見渡したのですが居ませんでした。しかし帰りには素晴らしいダフェの写真が撮れましたので、それまで楽しみにお待ちください。

下の写真…上空をヘリコプターが飛んで、コンデ山の方に行きました。コンデ山はもうだいぶ霧に覆われています。どうもコンデホテル4250mにお客さんを運んでいるようです。真ん中の建物がコンデホテルで、ヘリコプターが着陸寸前です。右の建物はイエティマウンテンホームだと思います。道は画面左の下からくるか、右の上から来るかです。左から来るのはトクトク2760mから1日で4250mまでくる必要があります。途中には村もロッジもありません。1日で1500m登るのはかなりきつく、高山病にもかかります。ガイドさんは道はあるけど無理と断定です。

右の道もナムチェから1日かけてターメ3800mに行き、次の日はまた1日かけて長時間歩いてやっとのことでコンデ ホテルに着きます。現実的にはヘリコプターを使うしかありません。ただ眺めは最高に素晴らしいとの事で、ナムチェの写真屋さんにもそこから撮った写真がありました。いつかは行きたいと思う場所です。

下の写真…高い木の少ない斜面を横切って、陽の光を浴びながら画面左に歩いていきます。登ったり下ったりがほとんどなく、眺めがよく気持ちよい道です。

下の写真…ウン? 行く手遠くに白い山塊が見えてきました。谷間の正面にローツェ、そのすぐ左の雲の上にチラッとエベレストが見えます。いよいよ第一の目標が達せられるところまで来ました。このまま山腹を進んでいくとエベレストが近づいてきます。歩く足取りも軽くというより、浮ついてきます。気を付けないと道から転げ落ちますので、気を引き締めて慎重に前進です。

2017年12月24日 記  カメラ SONY  RX10Ⅲ

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。