タイには緑色の鳥が多いようで、今日はその5番目です。ぬいぐるみを木に止まらせたような感じの鳥ですね。名前は英語で[Thick-Billed Green Pigeon] 訳すと「太い嘴を持った緑色の鳩 」になります。日本名は「ハシブトアオバト」です。日本にいる「アオバト」や「キンバト」より色が鮮やかで色の境界線がくっきりとしていて、ビロードで作ったぬいぐるみと思えるくらいですね。
鳩は群れていることが多いですね。撮る機会は多くなかったのですが、いるときは集団で木の上に止まっていますので見逃すことはありません。それも葉のない又は葉の少ない見晴らしの良い木で休んでいます。集団で天敵の猛禽類を監視し、逃げるときは一斉に逃げて天敵に的を絞らせないようにしているのでしょう。
下の写真の木は上の写真の木と同じ木だということに気づかれたでしょうか。この2つの写真は同じ日でなく、2週間離れています。鳥にも止まりやすい馴染みの木があるのでしょうか。仕事帰りに一杯飲んでいく馴染みの酒場と同じ様なものでしょうかね。
さて、他の鳥でもそうですが、オスとメスはいくらか色が違います。上の写真の真ん中の鳩の羽の模様の上が茶色ですが、これはオスです。下の写真の一番上にいる鳩の羽の模様の上は緑です。これはメスです。
下の写真では更に多くの鳥が群れて止まっています。本当はこの倍くらいいたのですが、画角を広くとって全部の鳩を入れると、鳩が更に小さくなってしまい、判別できなくなってしまいます。このくらいが限度でしょうか。
2017年3月10日 記
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