タイの緑色の鳥 4

前回に続き今日も緑色の鳥です。名前ですが英語で[Lineated Barbet]です。日本名は私の調べた範囲では分かりませんでした。Lineatedの意味は「線条の」という意味です。次のBarbetがややこしく、「短くて弱い翼をもつ色鮮やかなずんぐりした口ばしを持つ熱帯性小鳥」ということだそうです。(追記 : 日本名が分かりました。「シロボシオオゴシキドリ」です。漢字で書くとたぶん「白星大五色鳥」でしょうか。茶色の中に白い星が見えるのでこの名が付いたのでしょう。星ガラスと同じ意味合いでしょうね。)

確かに茶色の模様が”線条”で、短い羽、ずんぐりした口ばしを持っています。色は鮮やかなグリーン主体です。大きさは27~28cmです。この鳥は1年で3~4回しか出てきませんでしたが、来ると高い見晴らしの良い木に陣取っていますので、発見は容易です。尚且つあまり敏感でないためか、写真を撮っていてもあまり逃げませんでした。

下の写真は上の写真と同じ位置で、鳥が向きをちょっと変えたときに撮ってあります。あまり逃げないので何枚も撮れるのですが、後ろの組が近づいてくるので、後ろ髪をひかれる思いで次のゴルフショットに向かいます。

下の写真は戦闘態勢に入った鳥さんです。たぶん昆虫を見つけ、捕食行動に入ったものと思われます。なぜか目もひときわ大きく見開いているような気がします。

鳥を見てて思うのですが、下の写真のように羽を毛羽立てることがよくあります。この仕草の意味はよくわかりません。上空で猛禽類が狙っているわけでなし、ノミを振り落としている?んな訳ないか。

下の写真も少し毛羽立っていますが、これはある程度理解できます。この鳥は鳴いています。メスを呼んでいるのだと思います。前に紹介した「青ショウビン」も同様に高く見晴らしの良い木に止まって鳴きます。これは動物にとって重要な行動です。精一杯鳴く時、つい羽まで立ってしまうのではないでしょうか。彼の鳥の必死さが伝わってきますね。

2017年2月21日 記

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ABOUTこの記事をかいた人

タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。