ボルネオ島旅行2-2

ボルネオ島旅行2-1 の続きです。さて第二次世界大戦の時の話です。ボルネオ島を占領した日本軍が、ジャングルの中に熱いお湯が出る、という地元民の話を聞いて掘削した温泉があります。これがキナバル山麓にあるポーリン温泉です。入浴出来る有料の建物や、足湯の施設があります。硫黄泉ですがそんなに臭いません。下の写真はそのポーリン温泉の源泉部です。ジャングルの中で日本軍はここを掘り、戦闘で疲れた体をここで癒したのでしょう。

さて、この温泉にはキャノピー ウォークウエイという樹の上に作られた散歩道があります。そこへ行くにはジャングルの中へ入っていきます。

下の写真3枚ーその途中で珍しい昆虫や動物に出会いました。まずトップバッターは孔雀のような芋虫です。これが成虫なのか幼虫なのかも分かりません。白い米粒のようなものは卵と思います。とすればこの芋虫はお母さんですよね。それとも変身して孔雀の様な蝶になるのかな?

下の写真ージャングルの中のダンゴ虫と思われます。日本のダンゴ虫より3倍位大きいです。

下の写真ーカメレオンの一種だと思います。正確な名前は分かりません。ネットで色々なカメレオンの写真を見たのですが、こんなフサフサ?した背を持つカメレオンは見当たりませんでした。

下の写真ージャングルの様子が分かる写真です。こういう木の上に吊り橋が掛けられて、樹上散歩が出来るのです。

下の写真ーこれが木から木に渡る吊り橋です。高さは30~40mくらいあります。そして見た通り貧弱な吊り橋ですので結構揺れます。縦揺れは当然ですが、横揺れも結構ありますので意外と恐怖感があります。

下の写真ー樹上散歩道からの眺めです。写真がだいぶぼけていますが。尾根から見た様な眺めになります。樹上散歩道の本当の目的は、ジャングルは薄暗く、日の当たる樹上に色々な生物が生息しているとの事で、その観察が目的だったようです。

下の写真ーこの温泉の近くは世界最大の花ラフレシアが見つかるとの事です。しかしこの時は咲いている花がなく、ある民家に咲いているという情報をガイドさんが聞いてきてそこに行きました。車を下りて半分切り開いたようなジャングルを行くと、竹藪の近くの斜面にラフレシアが咲いていました。本などでしか見た事のない大きな花が目の前で咲いているのは感動でした。

下の写真2枚ー色々感動した一日でしたが、夕方コタキナバルに帰って来ました。車窓から見た夕焼けも又感動的でした。下の一枚目の写真は正に南国の夕焼けです。希望としてはこういう風景の中でワインを開けたいところですが、まだホテルには着いていません。

下の写真ーいつも思うのですが、南国の夕焼けはどうしてこんなに赤いのでしょうか。一日が暮れていくのが惜しい感じがとても強くなります。でも暗くなったら暗くなったで、飲み屋の明かりが恋しくなるのですが。いいかげんなものです。

2019年3月4日 記  カメラ CANON  SX260HS , Kiss 3

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タイに仕事で10数年滞在していました。日曜日はゴルフをしていましたが、ある時花の綺麗さとカラフルな鳥の美しさに気付いてしまいました。  それからはカメラをバッグに入れてゴルフです。あるゴルフ場では「写真撮りの日本人」で有名になってしまいました。(あ、ゴルフ場には迷惑をかけておりません。)それらの写真をメインに日本での写真も織り交ぜて見ていただければ幸いです。 また、異郷の地で日本を思いつつ自作した歌を風景の動画とともにご紹介していきたいと思っています。