更に市場を見ていきましょう。ここは大鍋で煮た汁物を売っています。後ろのバットにビニール袋に小分けしてあります。手前右の大鍋には「魚の唐辛子煮」、その左は「キノコ煮」、3番目は「カレー」、4番目も「カレー」ただし具は違う様です。
後ろの列に行って、手前は「野菜と肉(少な目)の煮物」、その左は「ゴーヤの真ん中にひき肉を詰めて煮たもの」、3番目は「肉と野菜(少な目)の煮物」、4番目は「魚のすり身のフライ揚げ」、5番目は「きゅうりと溶き卵の煮たもの」だと思います。この中で売れているのが2種類のカレーだということが分かります。こういったおかずが庶民の夕飯のおかずになっているのです。白いご飯は別の店でパックに入れて売ってくれます。タイでは70~80%以上の家庭がこういった店でご飯の用意をします。朝昼晩の3食全部です。だから主婦でも料理方法を知らない人が多いです。
下は魚の丸ごとフライです。この魚は多分「ティラピア」の一種の赤い種と思いますが。日本の天皇の援助がいまだにタイ人の食卓を潤しているのは、感慨深いことです。
下の写真はこの市場の夜の風景を遠くから撮ったものです。市場の中は夫婦や子供連れの人で溢れて、ひどい時はすれ違いが困難になるときもあります。よく見ると皆さんは、買った食料の入ったビニール袋を下げているのが分かります。手前のリヤカーの屋台は丸い肉団子を売っています。
下の写真はこの市場の入口にあるセブンイレブンです。見ての通りお客さんは少ないです。昔の出来たころは人で溢れかえり、4~5つあるレジにずっと並ばなくてはならないくらい盛況でした。今ではこのセブンイレブンの後ろの建物にも別のセブンイレブンができ、この周りの区域にも5~6軒のセブンイレブンがあります。タイも過当競争で大変です。
写真の中央の棚はタイのインスタントラーメンが置いてあります。価格は20~50Bくらいです。結構美味しいですよ。しかし注意事項があります。中に味付けのペーストが入っていますが、気なしに全部入れると辛くて食べれない場合が多々あります。最初は20~30%入れて味を見て調節するのが良いですよ。私がタイからお土産で買ってくると、家族はその食べ方で味(辛み)を加減して美味しいといって食べていました。ただ、中には最初から麺にまぶしてあって、調節も出来ないものがあります。それはお手上げでしたが、スープをほとんど捨ててお湯を足して食べました。そのくらい辛いのです。
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